サブアカウント・スマーフはゲーム内で悪質な言動をとる確率が高い―スマーフ減少に取り組む『VALORANT』において

スマーフに対する取り組みの最新情報によると、アップデートや検知システムによってスマーフアカウントの全体数は17%減少しました。

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サブアカウント・スマーフはゲーム内で悪質な言動をとる確率が高い―スマーフ減少に取り組む『VALORANT』において
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ライアットゲームズは、タクティカルシューター『VALORANT』のゲーム内における競技性に関する連載「システムの健全性」の最新エピソードを公開しました。そのなかで、プレイヤーから最も要望の多かったという「サブアカウント・スマーフ」についての最新情報が語られています。

なかでも注目すべきは、スマーフアカウントによる一方的な試合の減少や、スマーフの数が約17%減少など、実際の成果と呼べるものが報告されているほか、サブアカウント・スマーフはゲーム内で悪質な言動をとる確率が高いといった興味深い内容が語られています。

なおスマーフとは、すでに『VALORANT』のアカウントを持っているにも関わらず、他のアカウントを用いて、スキルレベルの低い対戦相手と意図的に戦うことです。

スマーフアカウントを作成する動機は、違うランクのフレンドとともにプレイしたことがあるとされています。

これについて、運営側は「正当な動機である」と考え、異なるランク帯にあるプレイヤー同士でも、5名集まればコンペティティブへ参加できるなどのアップデートによって、スマーフアカウント作成の動機を解消しているとしました。

実際に、コンペティティブに参加する5人パーティーのなかで、実力差が離れているパーティーの割合が増えており、実際にスマーフアカウント作成の動機を解消していることが裏付けられています。

また、自動スマーフ検知システムは北米地域でのテストで良い結果がみられたことから、9月には全地域で導入されていることが明かされています。

そして、スマーフアカウント作成の「悪意のある動機」として、アカウントの共有や売買、マッチメイキングの公平性を損なうなどの理由を挙げています。

そのなかで興味深いのが「サブアカウント・スマーフはVALORANT内で悪質な言動をとる確率が高い」とはっきりと明言していることです。プレイ中の行動、テキストやボイスチャットでの悪質な言動で報告の対象となっていることが多いとのこと。

また、スマーフアカウントは実際に今年の上半期に比べて17%減少しているとし、スマーフ検知システムの改良や、ブースティングやアカウント共有・売買に対する対処の継続をしていきます。そして、ランクの異なるプレイヤーと一緒にプレイできるような、新たな競技モードの実装も、現在テストされています。

詳細は「VALORANT 連載「システムの健全性」 - スマーフ検知」をご確認ください。

※UPDATE(2022/12/26):スマーフの定義について、詳細を追記しました。

《Okano》
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東京在住ゲームメディアライター。プレイレポート・レビュー・コラム・イベント取材・インタビューなどを中心に、コンソールゲーム・PCゲーム・eスポーツについて書きます。好きなモノは『MGS2』と『BF3』と「Official髭男dism」。嫌いなものは湿気とマッチングアプリ。

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