米国市場調査会社NPDグループのビデオゲーム業界アナリストであるマット・ピスカテラ氏は2022年6月の米国の市場調査の結果を公表し、『ELDEN RING』の好調な売れ行きに言及しました。
マット・ピスカテラ氏のTwitterアカウント(@MatPiscatella)に投稿された一連のツイートによると、2022年6月の米国市場でゲーム関連の支出は昨年より11%下落し、43億ドル(約5,960億円)であったとのこと。その中で販売額を基準とした計測により『ELDEN RING』が2022年6月の米国で最も売れたタイトルに輝きました。これは2022年5月に引き続いての首位獲得であり、現段階で2022年を通して最も売れたタイトルの座を維持しているとのこと。
さらに、氏によると『ELDEN RING』は米国で史上最も売れたタイトルトップ10に含まれているとも発言していましたが、多くの海外メディアが断定的に報じたことをうけてツイートを削除し「任天堂プラットフォームのデジタル版の売上や他の様々な収益は除外されており、過去のプラットフォームやタイトルについても精緻な情報を参照しているわけではないので不正確なものである」という旨の訂正をしました。さらに、現時点で過去の全てのデータを参照すればトップ10には入らないと付け加えています。
2022年6月のランキングには『ELDEN RING』のほかにも、『マリオストライカーズ バトルリーグ』や新作のリリースを控えた『オーバーウォッチ』、『レゴ®スター・ウォーズ/スカイウォーカー・サーガ』などが上位にランクイン。詳細なランキングは以下の通りです。
2022年6月米国市場ソフトウェア売上トップ20
Elden Ring
LEGO Star Wars: The Skywalker Saga
Mario Strikers: Battle League*
MLB: The Show 22^
Overwatch
Mario Kart 8*
Nintendo Switch Sports*
Kirby and the Forgotten Land*
Final Fantasy VII: Remake
Minecraft
Call of Duty: Vanguard
F1 22
Monster Hunter: Rise
Demon Slayer: Kimetsu no Yaiba: The Hinokami Chronicles
Super Smash Bros. Ultimate*
Fire Emblem Warriors: Three Hopes*
Sonic Origins
Pokemon Legends: Arceus*
The Quarry*
Marvel's Spider-Man: Miles Morales
注: *付きのタイトルはデジタルセールスを、^付きのタイトルはXbox及びニンテンドースイッチでのデジタルセールスを含まず。