NVIDIAは、新たなRTX4000番台のグラフィックボードとなる「RTX 40 SUPER」シリーズを発表しました。
最上位モデルは世界最速!
今回発表されたのは、計3モデルです。いずれも同ナンバーの既存製品と比べてより高性能となっています。「RTX 4080 SUPER」は52Shader TFLOPS、121 RT TFLOPS、836 AI TOPSという処理速度を持つパワフルなGPUで、23Gbpsという世界最速のGDDR6Xビデオメモリの性能を持っています。価格は999ドルからで、1月31日に発売します。
そのパワフルさは、4K&フルレイトレーシングでのゲームプレイや最も要求の厳しいGenerative AIアプリケーションに最適であるとのこと。AI TOPSによってフレーム生成の性能も向上しており、RTX 3080 Tiの2倍の速さを実現しているそうです。
2つ目のモデルとなるのが、「RTX 4070 SUPER」。36 Shader TFLOPS、82 RT TFLOPS、568 AI TOPSを持ち、RTX 3090よりも少ない電力消費でありながらより高速な処理性能を搭載。DLSS 3を使用すれば、1.5倍高速になります。
価格は599ドルからで、1月17日より発売。価格、パフォーマンス、画質のバランスを求める多くのゲーマーが選択する解像度である1440pにおいて、最も要求の厳しいゲームの多くで100FPSを超えるそうです。
3つ目のモデルが「RTX 4070 Ti SUPER」で、44 Shader TFLOPS、102 RT TFLOPS、706 AI TOPSを持っています。より多くのCUDAコアとメモリを備え、フレームバッファの16GBへの増加や256 ビットメモリバスの搭載によって高リフレッシュレートあ1440pを最大限活用するのに最適で、4Kゲーミングやビデオ編集、大規模な3Dシーンのレンダリングにも最適であるといいます。
価格は799ドルからで、1月24日より発売。RTX 3070 Tiよりも1.6倍高速で、最もグラフィックス要求が高いゲームでもDLSS 3により2.5倍高速になるそうです。
フルHDを超え、1440pや4K解像度が流行の兆しを見せる昨今のゲーム。解像度が高い分もちろんGPUにも負荷がかかりますが、RTX 40 SUPERシリーズをもってすれば快適にゲームを楽しめそうです。