登場人物の過激な言動や際どいネタで人気の海外アニメ「サウスパーク」ですが、先日Paramount+で配信された独占エピソード「Joining the Panderverse」において、高評価RPG『バルダーズ・ゲート3』がネタにされました。
「Joining the Panderverse」は主人公の1人で太っちょの差別主義者カートマンが、マルチバースから来た性別も人種も違う“多様性のあるカートマン”と入れ替わってしまうというストーリーが展開。その中で別のユニバースから来た多様性のあるカートマンが、50時間プレイした『バルダーズ・ゲート3』のセーブデータが使えないことに憤慨し、オリジナルのカートマンの友達スタンに「PCとPS5間ですら同じセーブが使えないのに、何で別のユニバース間で使えると思った?」とツッコむというシーンが登場したのです。
一見すると変哲もない「サウスパーク」流のギャグではあるものの、『バルダーズ・ゲート3』は実際には専用のアカウントを介して同じセーブデータを使用することができます。開発元のLarian Studiosもファンがポストした該当シーンを引用し「『バルダーズ・ゲート3』のセーブデータはマルチバースの壁を超えられませんが、PCとPS5間では転送することができます!」と冗談交じりで指摘しています。
実際の出来事を揶揄するからこそ面白い「サウスパーク」だけに、前提が間違っていた今回の件は痛いミスかも知れませんね。『バルダーズ・ゲート3』はPC(Steam, GOG.com)/海外PS5向けに発売中。国内PS5版は12月21日に発売予定です。