シリーズ最新作『ストリートファイター6』において、いわゆる“強キャラ”として語られる機会が多い「JP」。そんな彼が、“ただのおじいちゃん”になってしまう様子がX(旧Twitter)で話題を集めています。
◆恐るべき強さを持つ「JP」が、“ただのおじいちゃん”に!
「JP」は『ストリートファイター6』から登場した新キャラクター。各種必殺技で相手を遠距離から攻撃でき、さらに投げすら取れる当身技を持っています。対戦シーンでは対策を知らないと、JPに近づけないまま一方的に倒されてしまうことも。本作における強力なキャラクターの一人としてとして知られています。
そんなJPが、とある特殊な入力によって“ただのおじいちゃん”になってしまうとXで話題に。その入力方法とは、トレーニングモードにおいて「1フレームだけ下入力をレコーディングして、ひたすらそれを再生し続ける」というもの。
この入力を行うとJPは、片腕で腰を抑えながらプルプルプルと、小鹿のように小刻みに震えるばかり…。普段の堂々とした立ち振る舞いが嘘のような、“ただのおじいちゃん”状態になってしまうのです。
このギャップにXでは、「笑いがこらえられなかった」「天才の発想」など様々なリアクションが寄せられています。
◆JPは「手札が多く、面白いキャラ」
このポストを投稿したクロブチさんは、JPでMR1,800に到達したこともあるほどの実力者。クロブチさんに「JPはどんなキャラですか?」と尋ねたところ、「JPは手札が多く、面白いキャラだと思っています」とのこと。「JPを使っている時は動きの幅や戦略を考えながら戦うことがとても楽しいですし、JPの相手をしている時は対策したことが実践できるととても嬉しいです」と語っています。
さらに「そういう意味では勝敗にとらわれず、準備したことが意識できたか、実践できたか、という自己評価の視点を持つと、楽しめるポイントが多いキャラ」という見方も。自分の成長を実感する瞬間こそが格ゲーの醍醐味なだけに、プレイヤーの努力ややり込みをしっかりと受け止めてくれる懐の深さもまた、JPの魅力なのでしょう。
JPは遠距離から相手を制圧する場面も多く、ついプレイヤーからヘイトを向けられてしまうことがあります。そんな時は今回の“ただのおじいちゃん”になってしまう様子を思い出すと、ちょっとは心が穏やかに…なるかもしれません。