『サイバーパンク2077』の開発にクエストデザイナーとして関わったPatrick Mills氏が、自身のXアカウントにて『Starfield』との実のない比較をする動画に苦言を呈しています。
話題の新作RPGはベセスダゲーム史上最大のローンチ
『Starfield』はベセスダ・ソフトワークスから9月6日に発売された新作RPGで、9月8日にはそのプレイヤー数が600万人を突破したという報告とともに、同作がベセスダゲーム史上最大のローンチとなったことも明らかにされていました。
またお馴染みのトーマス関連Modの登場やシップビルダー機能での“無敵の宇宙船”制作など、コミュニティも連日かなりの賑わいを見せています。
『サイバーパンク2077』がなぜか比較対象に
好評を博する一方で、注目を集めたことで批判的な意見も出てきています。Mills氏が引用したのは『Starfield』を『サイバーパンク2077』と比較したという動画で、着水した時の挙動や、銃を向けられたり近くで発砲された時のNPCの反応、グレネードの爆発などを続けて見せるものとなっています。
確かにこの比較動画で示された部分だけを見ると『Starfield』側が物足りなくも見えますが、これに対してMills氏は「解説がなくて、ほんの一握りの機能が比べられているだけだ。この比較の意味は? これらのゲームで何を感じて経験すべきかということにどう関係するのか? 無駄な批判だ」と強く苦言を呈しています。
こうしたことを同氏は「偽の批判」だとしており、「観衆のメディアへの関わり方を積極的に害するから嫌いだ」と嫌悪感を露わにしています。そして特にリリース直後は多くの批判があった『サイバーパンク2077』を思い出して「こうしたものが『サイバーパンク2077』を嘲笑うために何百も作られた後で見るととても笑える」と皮肉も付け足しています。