2023年7月14日から京都で開催された「BitSummit Let’s Go!!」。ビジネスデイと一般開放日の3日間にわたって行われた本展示会から気になった作品を、本誌ライターがピックアップしてお届けします。
2023年7月現在、アニメ放映中のラブライブシリーズである「ラブライブ!サンシャイン」の公式スピンオフ作品「幻日のヨハネ -SUNSHINE in the MIRROR-」をベースにしたメトロイドヴァニア『幻日のヨハネ -BLAZE in the DEEPBLUE-』をご紹介します。
インティクリエイツらしい堅実なメトロイドヴァニア
ヌマヅに突如出現した海底ダンジョン・・・調査に行った仲間たちが行方不明となり、主人公「ヨハネ」は相棒のライラプスと救出へと向かうことに。ダンジョンは、モンスターがうろつく危険な場所になっています。
本作品はメトロイドヴァニアになっており、ダンジョンを探索する形で進んでいきます。他作品と比べて特徴的なポイントは、攻撃手段のバリエーションの豊富さや、入室時に一部構造が変化するようなエリアが存在していることでしょうか。
初日と二日目で改めてプレイした際には通路の位置が実際に変わっていることも確認できました。初日、左側を進むルートが二日目では右側になっていたりと細かな変化でしたが製品版ではもっと複雑な変化もありそうでアクション部分は非常に歯応えがありそうです。
本作品ではDP(ダークポイント)を消費することで攻撃を行うことができ、相棒のライラプスの召喚以外では基本的にDPを消費することになります。召喚自体も連発できるわけではなく、使い所も重要になっています。
また、今回のデモ版ではパートナーに幼なじみの「ハナマル」や学者の「リコ」も召喚でき、それぞれ特徴的な攻撃でヨハネをサポートしてくれます。DPを消費しますが、こちらも強力な攻撃手段になっていました。
今回のデモ版では未実装となっていましたが、道中で回収できる素材を合成することで多種多様な武器を作り出すことができ、DPを消費することで強力な武器攻撃を行えます。DPを使い切った際にはHPを消費し、使用することで攻撃が可能になっています。
デモ版では規定時間が経過するかボスを倒すまでプレイ可能でした。ボスを倒して無事終了と行きたかったのですが、そんなに難しさを感じなかった道中と異なり、ボス戦は歯ごたえ十分で何度か敗退することになってしまいました。
無事ボスを倒したことでデモは終了となりましたが、インティクリエイツが誇る良質なアクション部分と、ある程度の難易度を持ったボス戦のミックスは非常によくまとまった良質なデモだったといえるでしょう。その証左か、二日目には時間予約の整理券が全て排出されるほどの盛り上がりとなっていました。
『幻日のヨハネ -BLAZE in the DEEPBLUE-』はPC(Steam)/ニンテンドースイッチ/PS4/PS5/Xbox One/Xbox Series X|S向けで2023年11月26日に発売予定となっています。