東プレ株式会社は、発売中のゲーミングキーボード「REALFORCE(リアルフォース) GX1 Keyboard」の機能を拡張する新ファームウェア、新ソフトウェアを2023年7月12日(水)に公開することを発表しました。アップデートによって APC設定・Dynamic mode機能の強化、キルスイッチ機能の実装がされる模様。この発表を受けて一時的に品薄となっています。
アップデートによって、APC設定(Actuation Point Changer: キースイッチのON位置調節)では、これまで4段階で設定したものを、0.1mm~3.0mm内で0.1mm刻みの30段階で設定できるようになりました。
Dynamic mode機能では、既定の4カ所のみだったキースイッチのONからOFF、OFFからONの作動点を0.1mm単位の移動量で設定できます。
そして、AキーとDキーの同時入力を無効化するなどのKill Switch(キルスイッチ)機能も実装。後から押されたキーのみの入力が有効となる機能であり、精確な操作が期待できます。
これによってFPSの一部タイトルで弾をまっすぐ飛ばすためにキャラクターを静止させる「ストッピング」と呼ばれるテクニックの操作性が向上するとのこと。
そのほか、イルミネーションパターン(APC)の追加、ショートカットキー(修飾キー+その他のキーの組合せ)割当てへの対応、APC個別設定の簡略化など、非常に大きな機能向上がなされる見込み。最新アップデートは公式サイトよりダウンロード可能です。
また、アップデートが発表された7月7日以降、注文が殺到しAmazon、楽天市場、ビックカメラ.comなどでREALFORCE GX1 Keyboardが配列問わず売り切れる事態となっています。これに関してリアルフォース公式Twitterは安定供給に尽力する意志を示しています。
なおAmazonなどでは公式ストア以外からの購入はサポートの対象外となるため、購入の際は販売店に注意を払うよう喚起されています。