6月25日に開催された、Crazy Raccoon主催の『ストリートファイター6』コミュニティ大会「第1回 Crazy Raccoon Cup Street Fighter 6」が大盛況のうち閉幕を迎えました。さまざまなチームが凄まじい努力を重ね、格闘ゲームプロとストリーマーがひとつになった姿に「感動した」などの感想がSNSにひしめいています。
そのなかで、優勝したビーストチルドレン(チームA)から生まれた「リニア」「チャカ」「茶番」「レールガン」「置き石」「磁力」などの謎ワードも話題を呼んでいます。
◆優勝したビーストチルドレン生まれる謎ワード
4つのチームに分かれて行われたこの大会では、保険適用外(チームD:わいわい・おにや・おぼ・sasatikk・ふ~ど)とビーストチルドレン(チームA:k4sen・叶・関優太・葛葉・ウメハラ)が決勝に進出。勝敗がかかったウメハラ選手vsふ~ど選手のカードでは、先にふ~ど選手が2本取るも、ウメハラ選手の圧倒的な追い上げで逆転優勝を決めました。
そんな劇的な優勝を収めたビーストチルドレンは練習期間から本番にかけて、「リニア」「バッタ」「チャカ」「茶番」「柔道」「レールガン」「置き石」「磁力」などの謎ワードが(主にk4senさんの配信から)生まれ、まるで暗号のようであると話題を集めたのです。なお「バッタ」は空中から攻撃を繰り返すこととして格闘ゲームにおける一般的な用語として知られています。
リニア…ディージェイの前方攻撃ドライブラッシュ(リニアのように素早いことから)
置き石…リニアを止めること(リニアに置き石をする ※危険なのでやめましょう)
磁力…ドライブゲージ(本作ではゲージを使って繰り出す技が存在)
茶番…ディージェイのエアスラッシャー(遠距離攻撃)
チャカ…ディージェイのドライブインパクト(強力な前方攻撃 ※ワイルドビート)
レールガン…リニアからチャカを繰り出すこと
そのほかにも、ディージェイが攻撃を繰り出すときに「オギャ」と言っているように聞こえることから攻撃名称がオギャになったり、キャラクター・ブランカの(アマゾンリバーラン)を「アマゾンの川下り」と呼んだりと、格闘ゲームに最適化していった結果、さまざまな“謎ワード”が生み出されていくことになったのです。大会中、話し合いの時間では、極めて真剣にこれらの謎ワードを使うチームの姿があまりにもシュールなものです。
「第1回 Crazy Raccoon Cup Street Fighter 6」の公式配信はDMM TVで行われていましたが、現在アーカイブは視聴できない模様。k4senさんやウメハラ選手など、出場メンバーの個人配信から視聴可能です。
また、チームのオーナーであるCR.おじじさんは第二回の開催したいという意思を示しています。