1.11億人を超えるチャンネル登録者数を持つ超人気YouTuber・ピューディーパイ(PewDiePie)さんは、6月16日(金)に「Reviewing Japan」と題した動画を投稿。文字通り日本をレビューしています。
ピューディーパイさんは過去に最も登録者数の多いYouTuberとして名をはせる(現在はMrBeastさんが一位で1.6億人)と同時に、親日家としても知られています。2022年5月には日本に会社を設立し移住。配偶者と二人で生活しています。今年3月には自身のチャンネルで妻の妊娠を発表、父親になる期待に胸を躍らせています。今回投稿された動画では、移住からおよそ1年が経過し、自身の感じる日本の良い点と悪い点を述べています。
動画では、日本を「とても大きなプレイグラウンド」であると表現。富士山への登山、相撲観戦、二条城の探索、お好み焼きなど、自然や伝統的な施設、文化など、多くの見所があると評価しています。また、東京は忙しい街でありながら、ピューディーパイさんのことを知っている人は少ないため、大勢のファンに取り囲まれることもないそうです。もちろんファンとのコミュニケーションを大切にしたいと語りつつも、公共の場所に居場所があることを喜んでいます。
また日本には「コーン」が多いとのこと。「どこにもコーンがあるんだ!」と語り、『どうぶつの森』シリーズにも登場したコーンが実際にあると興奮しています。
そのほか日本には「ルールが多い」ことが難しいとも話しています。これはモラルを守るための機能として評価しているものの、あるルールには否定的なようです。それは赤ちゃんが生まれたら2時間以上一緒に過ごすことができないというもの。ルールにどんな意味があるのかわからないとやや不満げな様子です。
そして、コンテンツ制作の苦悩から解放されてとても気分が良いと語っています。自転車で外に出ると頬に当たる風や、天気が良いと見える富士山、サーフィンをしていて太陽が沈むときに色づく海など、まるで夢の中に生きているようだと話しています。
また、自身が「日本の厳しい労働に晒されない特殊な状況であるけど」と前置きしつつ、日本は絶対に訪れるべき場所であるが、誰もがここでの生活を楽しめるわけでもないと思うと分析、最終的には評価を「S+」であるとして、動画を締めくくっています。