「DreamHack Japan 2023 Supported by GALLERIA」参加アーティスト「7ORDER」真田佑馬さん、萩谷慧悟さんがBYOCカスタムPC作製にチャレンジ!

真田佑馬さん、萩谷慧悟さんによるカスタムPC作製の模様とインタビューをお届け!

特集 イベントレポート
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「DreamHack Japan 2023 Supported by GALLERIA」参加アーティスト「7ORDER」真田佑馬さん、萩谷慧悟さんがBYOCカスタムPC作製にチャレンジ!
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◆萩谷慧悟さんがチャレンジしたのは、LANパーティーにも参加しやすい小型で可愛らしい「持ち運び出来る小型PC」!

萩谷さんは「ミニサイズ」を重視した構成のPCにチャレンジ。細かい作業が多かったため「集中力との闘い」になっていたそうですが、最終的には可愛らしい一台を作り上げられました。

終始にこやかな雰囲気を絶やさず作業されていたのが印象的!

マザーボード:
MSI MPG B760I EDGE WIFI DDR4

CPU:
Intel Core i5 13600K

GPU:
MSI GeForce RTX4070Ti VENTUS 3X 12G OC

CPUクーラー:
MSI MAG CORELIQUID 240R V2 WHITE

メモリ:
CORSAIR VENGEANCE RGB WHITE 16GB x2 (CMW32GX4M2E3200C16W)

SSD:
Seagate FireCuda 530 1TB

電源:
Cooler Master V750 SFX WHITE

ケース:
LIAN LI Q58W4

OS:
Windows 11 Home

協力:エムエスアイコンピュータージャパン株式会社

こちらのカスタムPCのコンセプトは、「持ち運びできる小型PC」。LANパーティーに持参してそのまま遊べる、イベントのための携行性も重視した一台です。

大型のPCをイベントのために持ち運ぶとなると、配送時の事故が怖いところ。現地でセットアップした際に故障してしまうリスクを回避するため、ゲーミング性能と省スペースを意識した小さくて可愛らしい一台になっています。

◆真田佑馬さん、萩谷慧悟さんミニインタビュー!

――よろしくお願いします。まずはカスタムPCの作製、お疲れさまでした!

真田佑馬さん(以下、真田佑馬):よろしくお願いします! お疲れさまでした!

萩谷慧悟さん(以下、萩谷慧悟):よろしくお願いします。本当に大変でしたね! 自分は趣味としてDIYをやっているのですが、精密作業はあまりないので勝手が違いましたね。

ーー「DreamHack Japan 2023」 出演決定についての感想をお願いします。

萩谷慧悟:Twitterの動画でもちょろっと言ったんですけど、今の僕らは「沢山の人に知ってもらいたい」という段階なんです。今回は、いつも応援してくれる方々とはまた違ったお客さんもいらっしゃるイベントだと感じているので、楽しみにしてます!

真田佑馬:今回が日本で初めての開催なんですよね。スウェーデンで1994年に始まったフェスが日本で開催されるというのにびっくりです。日本と世界が繋がっている実感がありますね。

「DreamHack」主催者:「BYOC」は“Bring Your Own Computer”の略称で、「自分のパソコンを持って参加しよう」という言葉の略称です。私たちはスウェーデンで、20年間にわたって「自分の家のゲーム環境をそのまま持ってくる」というイベントを実施していました。日本よりもクルマ文化が濃いところでは、椅子やベッド、枕を持ってきたりもしています。

萩谷慧悟:クルマ文化が強いとなると、「キャンピングカーの中がゲーム部屋」みたいなこともあるのでしょうか?

「DreamHack」主催者:そうですね! 私たちはこの集まりを「OCEAN OF SCREENS」と呼んでいて、「DreamHack」ではこの言葉を私たちの魂として「BYOC」に取り組んでいます。7ORDERの皆さんに作ってもらったPCを会場でお披露目して、来場者の方々も「自分たちのPCってクールだろ?」「おお、それいいね!」とコミュニケーションをとって楽しんでいくというのが理想です。

萩谷慧悟:なるほど!バイク好きな方が愛車に乗ってイベントにやってきて、他の来客者と自慢し合うような。

「DreamHack」主催者: そうですね! まさに、それのPC版というイメージです。

真田佑馬:素晴らしい文化ですね!

「DreamHack」主催者:その他に4つあって、eスポーツの大会であったりする「GAMES」。そして「EXPO」はゲームのお祭りですね。「MUSIC」は新しい試み。「ACTIVITIES」では、海外だとインフルエンサーさんと一般の方がドッジボールで遊んだりもできます。

真田佑馬:僕は作曲を自作ゲーミングPCから始めたので「BYOC」に親近感を覚えます。eスポーツが注目されてるけど、ゲーミングPCを組んで作曲してる人も多いと思うんですよ。

萩谷慧悟:ゲームはしないけど、クリエイティブ作業のためにゲーミングPCを使うんですね。

真田佑馬:そうですね。PCをDTM用にカスタマイズをする人って多いと思うんです。GPUって作曲にはあまり関係ないけど、動画編集をする人には必要ですよね。やることによるけど、そのスペックがゲーミングPCやワークステーションに近くなっていくところがあります。その成果を発揮できる「BYOC」は、プラモデルを作る感覚にも似てるのかも。日本の人々にマッチするんじゃないかなと思います。

萩谷慧悟:器用ですからね、日本人って!

――今、説明頂いた5つのポイントの中で注目しているものがあればお聞きしたいです!

萩谷慧悟:我々が参加するのは「Music Fes」ですね。

真田佑馬:僕は「BYOC」もとにかく気になります!ゲーミング部屋って、ロマンありますよね。会場でどのように表現されるのか楽しみです!

萩谷慧悟:「作品発表」みたいなものだよね! 僕はゲームが得意ってわけではないけど、観ること自体が楽しくって。興味がある人や上手い人のプレイって観ているだけで楽しいし、それが生で体験できるのはおもしろいですよね。

そして、そういう魅力を楽しみに来場された人が「あ、こっちで音楽フェスやってるんだ!」って見にいくこともできますし、今まで音楽フェスに来てた人たちが「ゲームってこういう世界なんだ!」と行き来できるから、すごく良いことですよね。こういうイベントに参加する機会が得られて、嬉しく思います。

ーーおふたりは普段PCは使用されていますでしょうか。PCゲームの経験なども伺えれば幸いです!

真田佑馬:僕はノートPCとカスタムしたデスクトップのゲーミングPCの2台持ちなのですが、性能の良いノートPCってお値段が張るじゃないですか。だから、欲しいと思ったタイミングですぐに購入できなくて。だったらゲーミングPCを自分で作ったほうが早い!と思って挑戦したんです。

萩谷慧悟:たしかに、同じスペックを求めるとね!

真田佑馬:そうなの!同じスペックで自作なら、頑張れば半額くらいになるから!そこでコストを考える努力とオリジナリティを活かせるところが、カスタムPCのすごく良いところだと思う。だから僕はカスタムPC推奨派なんです。DTMユーザーでもどんどん挑戦していけばいいな、とも感じます。音楽制作でも負荷がかかればパーツの消耗は早まるし、ノートPCだとバッテリーなどの寿命もありますからね。

さらにCPUとの互換性とかも考えると、「BYOC」みたいな世界が広がってほしいです。ゲームで言うと、個人的には『フォートナイト』をやってみたいと思ってたんですけど……。

萩谷慧悟:なかなか時間取れないよね。やっぱりみんな、めっちゃ強いじゃないですか!僕はなかなか勝てないし、観ているのが楽しいタイプです。ちなみに、僕は大学生のときにノートPCを持ち歩いてました。さなぴー(真田)と同じで音楽制作の機会も多かったんだけど、ノートだと途中からストレスが溜まっちゃって。

それで、あるとき自分が持ってたPCのハードディスクがおかしくなったんです。ただ取り換えればいいだけだったんですけど、そういうのも知識がないと分からないじゃないですか。そのときは、当時やってた舞台の監督に修理してもらいました。「カスタム」ではないけど「カスタマイズ感」があるなあと思えましたね。

ーー今回の作業の中で、特に難しいと感じたところはどこでしたか?

真田佑馬:「(パーツの)金には触るな」って話は覚えておこうと思いました。金色の箇所は手で触れてはいけない、というだけなのですけど。

萩谷慧悟:集中力を保つのが大変だよね……。なんか、細かい作業やってて「あーっ!」ってなるときありません?

真田佑馬:今回君が作ったPCは、特に大変だったかもね(笑)。

萩谷慧悟:あと、配線がわからないんですよ!何がどの部品で、どう繋ぐのかっていうのが教えてもらってなんとなく理解……出来たのかなぁ? って感じです(笑)。

真田佑馬:カスタムPCって、メモリー増やしたかったらすぐ増やせるし、どこが壊れたかすぐ分かるのも良いですよね。愛着が湧くと思うんですよ。「ファンが痛んできたから換装してあげよう」って考えられる。自分の機材と長く付き合えるのは嬉しいことです。“自分の子”を「BYOC」でお披露目したくなる感じなんでしょうね。

ーー今回、組み上げたようなハイスペックPCはTwitterキャンペーンでプレゼントされます。当選者にどう使っていただきたいでしょうか?

真田佑馬:ゲームはもちろん、今なら動画編集に使うのもいいですよね!インフルエンサーじゃなくても動画を制作する人っていっぱいいると思うんですよ。TikTokしかり。スマホで完結させるのも良いですけど、PCを使って気軽に制作したりアップロードしたりするのも素敵だと思うので、ぜひトライしてほしいです。

萩谷慧悟:僕はあんまりPCを使う作業はやってないんですけど、親がPC教室のようなお仕事をしているので……全部、こういうゲーミング用途なカスタムPCに取り替えてあげたいですね!

真田佑馬:パソコンルームがずっと光ってるんでしょ(笑)。ブゥゥゥンって音出して……!

萩谷慧悟:やっぱりオーバースペックだよね(笑)。あと、自分たちの事務所の方もデータ管理などが大変で。マネージャーのPC、パンク寸前なんですよ! 外出用のノートPCだけじゃなく、今回作ったようなPCがひとつあると便利だろうなと思います。事務作業も写真や動画の編集もできて、音楽データのやりとりもできる。そうしたら、仕事も上手く進められそうです。

ーーそれは素晴らしいですね!最後に、「DreamHack Japan 2023」出演への意気込みを教えていただけますか?

真田佑馬:僕たち「7ORDER」は今、ツアー公演も実施中です。その合間とはなりますが、こうして出演させていただけるのはすごく嬉しいです。僕たちのことを知らない方も多いと思うので、まずは名前を覚えていただけたらありがたいです! さっきおっしゃった「DreamHack Japan 2023」の5つの要素の中に皆さんそれぞれの“幸せ”があると思います。そこで僕らは、「音楽」を通じて皆さんと幸せを共有出来たら嬉しいなと思います。

萩谷慧悟:僕も同じで、出演できることが楽しみです。もちろん、ゲーム系のイベントも時間があったら観たいと思います!

ーー今回は、ありがとうございました!


「DreamHack Japan 2023 Supported by GALLERIA」は2023年5月13日(土)から14日(日)にかけて、幕張メッセで開催予定です。日本初上陸となる本イベントを構成する「BYOC」「GAMES」「MUSIC」「EXPO」「ACTIVITIES」のどれかに興味を引かれた方は、ぜひチェックしてみてはどうでしょうか。

参加方法などは「DreamHack Japan 2023」公式HPをご確認ください。


パーツ提供:岡谷エレクトロニクス株式会社、テックウインド株式会社

《高村 響》
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