アメリカの大手VTuber事務所「VShojo」から3名のライバーが相次いで脱退。国内の支持も厚いksonさんも、VTuberの事務所脱退についてコメントを投稿しています。
VShojoは、Twitchの創設者のひとりジャスティン・イグナシオ(Justin Ignacio)氏と、音MAD系YouTuberのMowtendooことフィリップ・フォーテュナト(Phillip Fortunat)氏の両名によって2020年に設立したVTuber事務所です。
4月26日(水)には所属ライバーのSilvervaleさんとVeibaeさんが、さらに5月1日(月)にはNyannersさんが脱退を発表。VShojo設立初期から所属していたライバーが相次いで脱退することになりました。なお、彼女たちのモデルや名前はライバー自身が所持するため、これからも同じものを使用した配信が可能です。
これについてVeibaeさんは「新たな契約内容が経済的に意味のないものだった」とし、Silvervaleさんと同時に発表されたことは、ただ同じタイミングであっただけであると話しています。
これらの出来事に関連して、同事務所に所属するksonさんもTwitterでコメントを投稿しています。ksonさんは日本語話者ということもあり国内からの人気も高い配信者であり、先日も『龍が如く7外伝 名を消した男』への出演者を決定する「生キャバ嬢オーディション」に合格したことで話題を呼びました。
ksonさんは「VShojoよりもいい契約条件があるエージェントはいつも声をかけてください」と冗談めかしつつツイート。また、VTuberが事務所を脱退することが「裏切り」であるように扱われるのは不当であると持論を展開。一般的に、待遇や賃金が見合わないところに勤める人間が転職することと同じようなことであり、業界の待遇を上げていきたいとしています。
また、ksonさん自身は現在の契約に不満を持っていないため抜ける予定はないと明言。ただし、良い条件のオファーや、オファーに応じたVShojoとの交渉もする可能性はあるとし、「自分を1番高く評価してくださるとこで活動したい」と述べています。そして、VShojoはそのような交渉や話し合いができるような事務所であるので、心配する必要はないと呼びかけています。
同じ事務所にライバーが固定しがちなVTuber事務所は、在り方を見直すときが来ているのかもしれません。