『Apex Legends』シーズン16で導入されたクラスの刷新によって大きなバフを受けたパスファインダーは、遂にピック率首位に居座ることに成功しています。
本作のスタッツを集計するサイト「Apex Legends Stats」のピックレートチャートによると、シーズン15で実装されたカタリストの台頭はさておき、パスファインダーは長らくレイス・オクタンとピック率のトップ3としてしのぎを削ってきました。その均衡が3月28日に崩れ、パスファインダーが他の2人を押しけ、4月5日まで保っていることを鑑みると一時的なものではないことがわかります。
パスファインダーはこれまで、アビリティのクールダウンが伸びたり、パッシブであった次の収縮リングの位置を探ることができる能力が他のレジェンドにも分けられたりと、度々弱体化を受けていました。さらに、シーズン16で実装されたクラスの刷新では次の収縮リングスキャンをも奪われてしまいました。
しかしスキャン剥奪と同時に、アルティメットアビリティであるジップラインには、設定できる距離が延長され、移動速度も向上、マップ上に落ちてくるケアパッケージの中身を探ることで10秒のクールダウン短縮といったかなりの強化が入ったのです。
これにより、パスファインダーが本来持っている機動力をさらに増幅させ、それをパーティメンバーにお裾分けすることができるようになりました。
最も高いピック率を手に入れたのは、その大きなバフも影響していると考えられます。もちろん、バフが入る前から全レジェンドの中で比較的高いピック率を持っていたのは、グラップリングフックによる独特で楽しい移動にあると考えられるでしょう。