『ディアブロ』シリーズや『オーバーウォッチ』を手掛けるBlizzard Entertainmentのスタッフの評価システムをめぐり、それに抗議したマネージャーが退職したと海外メディアなどで報じられています。
問題となっているのは2021年に導入された、スタッフをランキング的に評価するシステムです。マネージャーはチームの内5%のスタッフに低評価を付けなければならず、それがボーナスや昇進に影響するとしています。
この問題について、元BlizzardスタッフであるBrian Birmingham(@BrianBirming)氏はTwitterで更に言及しており、この評価システムは親会社であるActivision Blizzardからの指示であることや、Blizzardのスタッフは全員このシステムに失望していたなどと語られています。
パフォーマンスの悪いスタッフや部門にテコ入れを行うのは必要なことかもしれませんが、ゲーム開発というクリエイティブな分野においては、必ずしも常に一定の進捗が出せるとは限らないでしょう。今回のBlizzardの場合は、結果的にスタッフの離職や残った社員の士気低下を招いてしまったようです。