ライアットゲームズは、開発環境のシステムが侵入を受けたと公式Twitterアカウントにて発表しました。
発表によると、侵入はソーシャルエンジニアリング攻撃によるものとされています。ソーシャルエンジニアリング攻撃とは、ハッキングやコンピュータウイルスなどの技術的方法を使わずに、業務メールを装うなどして人の心の隙を突いてパスワードや機密情報を入手するという手法です。
プレイヤーのデータや個人情報は取得された形跡はないとのことですが、侵入を受けた開発環境には影響があったようで、コンテンツのリリースに一時的な影響が生じているとツイートには記されています。詳しい状況については調査が継続中であるとのことです。
同社の運営するゲームについては、『リーグ・オブ・レジェンド(LoL)』が1月19日に接続問題があると報告していたほか、パッチ13.2のリリーススケジュールに影響があり、テスト済みのバランス変更の大部分についてはホットフィックスによる対応範囲拡大に取り組んでいるとのこと。またアーリASUの実装がパッチ13.3に移行するということも告知されています。
『VALORANT』についても1月19日には接続問題があると報告されていましたが、記事執筆時点ではパッチなどの影響については報告されていません。