株式会社ポケモンは、ニンテンドースイッチ向けソフト『ポケットモンスター スカーレット・バイオレット』に関して、12月2日に更新データ(Ver.1.1.0)を配信すると発表しました。
今回の更新によって、「ランクバトル シーズン1」の開始にともない、「バトルスタジアム」から「ランクバトル」が楽しめるように。また、シナリオ「チャンピオンロード」の四天王、トップチャンピオンとのバトルにおいて、BGMが正しく再生されないことがある不具合や、その他の問題をいくつか修正したとしています。
またお知らせには、「現在、判明しておりますゲーム進行に影響をおよぼす不具合につきましては、引き続き調査し、対応を協議しております。ご不便とご迷惑をおかけし、申し訳ございません。」としつつ、「その他さまざまなご指摘やご意見をいただいていることにつきましても、関係各所にて認識を共有しております。いただいたご意見を真摯に受け止め、これからも改善を続けてまいります。」というコメントが。
『ポケットモンスター』シリーズ最新作である本作は、11月18日の発売から3日で世界累計販売本数が1,000万本(うち国内は405万本、パッケージ版/DL版の両エディションを含む)を突破。この売上は、任天堂のゲーム機向けソフトの発売後3日間における販売本数として過去最高であり、記録的な数字を達成しています。シリーズ初となるオープンワールド作品として、ポケモンと人間が暮らす世界を思い思いに冒険できる自由度の高さも、大きな評価を集めました。
一方、画面がカクつくといったフレームレートの問題があったり、「特定条件で一部イベントが進行不能になる」「対戦に大きな影響を与える乱数が固定されている」という噂が立ったりと、その品質に対して一部から厳しい意見が上がっていることも事実です。
世界的な人気を集める『ポケモン』タイトルについて、公式が今回のようなコメントを出すのは異例のこと。また「改善を続けていく」という姿勢に対しては、「対応してくれるのはありがたい」「修正内容を細かく記載して欲しい」など、ファンから様々な声が上がっています。