元プロレスラーのアントニオ猪木(本名:猪木寛至)さんが10月1日に心不全のため、死去したと国内メディア各社が報じています。79歳でした。
「1、2、3、ダー!」のフレーズでも知られるアントニオ猪木さんは新日本プロレスを立ち上げた元プロレスラーで、当時のプロボクシング統一世界ヘビー級チャンピオンであったモハメド・アリさんとの異種格闘技戦が「世紀の一戦」として有名です。
そんなアントニオ猪木さんですが、ゲーム業界との関わりとしては『ファイヤープロレスリング』シリーズでの「ビクトリー武蔵」などプロレスゲームでモチーフとされたキャラクターが登場しています。初代PSの格闘アクション『エアガイツ』でも「ダッシャー猪場」のモチーフのうちの1人となるなど、広く「闘う人物」として認知されています。またPS2タイトル『闘魂猪木道 ~ぱずるDEダァーツ!~』では対戦型アクションパズルゲームにもなるなど親しまれた人物でもあり、GBAではプロレス・ライブ・アクション『闘魂ヒート』のプロデュースも担当しています。
ゲーム以外にも、漫画やアニメに登場する数多くのキャラクターのモチーフになっていた猪木さんの死は、一つの時代が幕を閉じたことを感じさせます。