悪質なボイチャを録音して内容を評価、二段階認証も…『オーバーウォッチ2』開発が不正行為への取り組みを発表

その名も「ディフェンス・マトリックス」システム。

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悪質なボイチャを録音して内容を評価、二段階認証も…『オーバーウォッチ2』開発が不正行為への取り組みを発表
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Blizzard Entertainmentは同社の開発する『オーバーウォッチ2』における不正行為の対策として、「ディフェンス・マトリックス」と名付けられた取り組みを発表しました。

『オーバーウォッチ2』からは基本プレイが無料となり、さらなるユーザーの参入が見込まれる本作。Blizzard Entertainmentは健全なゲームプレイ環境の整備に力を入れています。

『オーバーウォッチ』に登場するヒーローのアビリティにちなみ、「ディフェンス・マトリックス」と名付けられた不適切な行為への対策では、「電話番号認証」や「ボイスチャットログの自動収集」といった取り組みがなされます。

10月5日より、すべてのプラットフォームのプレイヤーは「Battle.net」のアカウントに電話番号を紐づけることが義務付けられます。これにより二段階認証でアカウントを厳重に保護できることに加えて「1つの電話番号は1つのアカウントにしか連携できない」ため、サブアカウントやチーターといったプレイヤーへの対処も兼ねています。

もう一方の取り組みである「ボイスチャットログの収集」は、これまでの通報されたチャットを検出するシステムが強化された形となり、こちらはリリース後の実装が予定されています。ボイスチャットの内容を録音、自動で文字起こしし、内容の評価を行うというシステムはRiot Gamesの運営するタクティカルシューター『VALORANT』も取り入れています

録音された音声はテキストに起こされたあとすぐに削除され、テキストファイルも30日で削除される仕組みのため、Blizzard Entertainmentは「迷惑行為に遭遇したら直ちに通報していただくようお願いします。ゲーム内で迷惑行為を見つけたら、それが発生している最中に通報することが、不正を検知・防止する上でもっとも有効です。」と補足のコメントをしています。

また不正行為に対する取り組みだけでなく、『オーバーウォッチ2』から始めるプレイヤーに対してはゲームシステムやヒーローをより理解し、ゲームに慣れていくことを目的とした「ファーストタイム・ユーザーエクスペリエンス(FTUE)」システムも導入されるなど、すべてのプレイヤーが健全に本作をプレイできるような環境づくりがなされています。

「ディフェンス・マトリックス」や「FTUE」システムの解説、その他取り組みの詳細については公式ニュースページより確認できます。

『オーバーウォッチ2』はPC(Battle.net)/PS4/PS5/Xbox One/Xbox Series X|S/ニンテンドースイッチ向けに10月5日より配信予定。ローンチトレイラーも公開されています。

※UPDATE(2022/9/28 13:40):ローンチトレイラーを記事内に追加しました。


《kurokami@Game*Spark》
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