夏休みも終わろうかという8月の暮れ、自由研究でランドセルをゲーミングPCに魔改造したというツイートが話題を集めています。投稿したのは、電源ユニット・PCケースメーカー SilverStone(シルバーストーン)の公式アカウントで、実際に作成したのは投稿担当者の友人のご子息。
ランドセルをよくみると、カブセ(鍵を開けたままお辞儀すると垂れてくる部分)にはファンが取り付けられ、側面にはグラフィックカードの映像出力端子と、電源ケーブルを逃がすための穴が設けられています。ランドセルを一般的なPCケースと捉えたようなデザインです。また、自由研究のテーマは「リサイクル」であり、各部には中古品リユース販売店のジャンクで購入したパーツが使用され、CPUにはLGA1366ソケットののIntel Core i7(恐らく900番台)を、GPUにはRadeonのHD5000番台が採用。マザーボードも110円パーツから発掘してきたものとのこと。
ジャンクからマシンを生み出すといえば、廃棄PCからわずか20万円でスパコンを製作し、東京大学へ推薦合格した大屋孝輔さんがツイッターで話題となりました(日本経済新聞社と日経BPが共同運営するNIKKEI STYLEが報道しています)。
未来を担う将来有望な学生たちがコンピュータや最新のテクノロジーに興味を持ち、再び日本をスパコン先進国へ誘う原動力になるかもしれません。