驚異の940g!日常に溶け込むコンパクトデザイン「dynabook R8」で、どこでもSteam版『モンスターハンターライズ』を快適プレイ

約940gとコンパクトながら、それを感じさせない広々としたディスプレイやタッチパッド、充実したインターフェース……「dynabook R8」を実際にゲームで遊んだレビューをお届けします。

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或る人はいいました。「ノートPCは軽ければ軽いほど良い」と。

あえてデスクトップではなく、ノート型PCを買う理由はさまざまですが、そのたいていは「持ち運び」や「取り回しの良さ」を求めているからでしょう。この記事は当初「ノートPCでSteam版『モンスターハンターライズ』すら遊べちゃうぞ!」ということを全面に押し出すつもりで書いていましたが、届いた時の箱の軽さに驚愕したため、まず軽さについて語らせてください。

とにかく軽くてコンパクト!

兎にも角にも、本稿で紹介する「dynabook R8」は“軽い”んです

受け取ったとき、同時期に届くはずのマウスパッドが届いたかと間違えるほどに軽い。笑っちゃうほど軽い。dynabook R8の重さは約940gであり、ダンベル代わりに使うなら(使えるもんなら)1Lの液体が入ったペットボトルの方が有意義です。

ビジネスバッグはもちろん、大学生が持ちがちな頼りないトートバッグに入れても負担になりませんし、ちょっとオフィスや自宅の中で移動したりといった、細かい動きでもラクラク。やはり軽さは正義です。

意外と狭かったりするカフェの机でも安心

軽いからといって、利便性を犠牲にしているわけではないのも嬉しいポイント。開いてみると、ベゼル(ディスプレイの外枠部分)の細い、広々としたディスプレイが姿を見せます。ディスプレイサイズは14インチですが、ベゼルの細さによって本体自体のサイズ感はもっと小さく感じます。また、ディスプレイのアスペクト比を16:10にすることで、画面全体の広さを実現。より多くの情報を画面に表示させることができ、マルチタスクでも活躍します

ディスプレイをほぼ180度開くことも可能で、商談やアイディアの共有時に複数人でモニターを見やすいのも嬉しいですね(筆者としては、開きすぎて壊さないか心配せずに済むのが一番ですが..….)。

また驚いたのが、トラックパッドの大きさ。取り回しの良いノートPCほど、マウスのような周辺機器はなるべく使いたくないところ。都心のカフェでよくある、「席についてみると意外に机が狭かった」場合も心配ありません。

そして豪華なことに、インターフェースも充実。USB 3.2(Gen1)Type-Aが2つ、Thunderbolt4(USB Type-C)が2つに、HDMI出力端子、有線LAN、マイク/スピーカー端子と、一切の妥協がありません。特にフルサイズのUSB端子があるのはとても重宝します。Type-Cが普及してきたとはいえ、まだまだ出番は多いですからね。

肝心なのは性能!

しかし!最も大事なのは性能。どんなにコンパクトでも性能が物足りなければ意味がありません。

ゲーマーとしては、やはりゲーム性能を見ていきたいところ。ただし、dynabook R8は、デスクトップのゲーミングPCのように独立したGPUを持っていません。いわゆる「オンボードグラフィック」と呼ばれる、CPUに内蔵されたGPUを用いてグラフィックを処理するこのPCは、一般的にはゲームに適していないと言われています。

では実際どの程度遊べるのか、超大型拡張コンテンツ『モンスターハンターライズ:サンブレイク』の配信も迫るSteam版『モンスターハンターライズ』で試してみます。

まず設定「低」で試してみると、思いのほか快適に動きます。これだけ薄くて軽いノートPCで快適に遊べる時点ですごいのですが、せっかくならもっとキレイに遊びたい。というわけで「中」で見ていきましょう。

設定「中」で撮影

Steamのオーバーレイ上でフレームレートを表示したところ、設定「中」で60fps台をキープ。水辺や、小型モンスターの密集、エフェクトのキツイモンスターのそばでは50fps弱まで下がる場面もありましたが、最低ラインである30fpsを下回ることはほぼありませんでした。

設定「低」では、ジャギが目立つ。14インチで遊ぶのだから、もっと高みを目指したい

本作を1kgを切るコンパクトなノートPCで快適に遊べる理由は、第12世代Intel Coreシリーズに搭載されたグラフィックアクセラレーター「Intel Iris Xe グラフィックス」のおかげと言えます。

これまでのCPUに内蔵されていたものは、せいぜい画面を出力するのみに特化しており、PCゲームで求められるグラフィック処理性能を持ち合わせていませんでした。ではそのCPUに、超強いGPUを載っけちゃおう!というのが「Intel Iris Xe グラフィックス」。

「ゲーミングPCを買うのはちょっと気が引けちゃうな...」「そんなに多くのゲームはやらないしな...」といった、カジュアルにゲームを遊びたいユーザーにピッタリです。Steam版『モンスターハンターライズ』の公式サイトにも、オンボードは動作対象外としつつも、Intel Iris Xe グラフィックスは動作検証を行った旨が記載されています。

なお、Intel Coreシリーズの全てにXeアーキテクチャーのグラフィックエンジンが搭載されており、特にCore i5以上、128bit 8GB以上のメモリーがサポートされたインテルIris Xeグラフィックスに準拠したPCであれば快適に遊べます。

ベンチマークで見るIris Xe

実際に数値でわかるよう、いくつかベンチマークを回してみましょう。まずは根強い人気を誇る『ファイナルファンタジーXIV: 暁月のフィナーレ』ベンチマークを、標準品質(ノートPC)、フルHDで計測してみます。結果は「快適」。

クラフトやギャザリングといった細かい作業の多い『FF14』は、ノートPCとの相性の良く、場所を選ばず手軽に遊べそうです。

一方、『FINAL FANTASY XV WINDOWS EDITION』ベンチマークでは、軽量設定、フルHDにすると「やや重い」という結果に。カスタムで全ての項目をOFF/低にしたところ、「普通」という結果に。

『FFXV』は極端に重いゲームですが、3Dモリモリのかなり重いゲームでも、設定次第では遊べる性能を持っていると言えるでしょう。また、近年はクラウドゲームも徐々に一般的になってきました。PC Game Passなどで重いゲームはクラウドで遊びつつ、軽めのゲームはダウンロードしてガッツリ遊ぶ、なんて使い方もできます。


モバイルに適したノートPCはどこかしらを犠牲にしていることも見られますが、dynabook R8にはそのような箇所が見当たりません。約940gとコンパクトながら、それを感じさせない広々としたディスプレイやタッチパッド、充実したインターフェースなど、妥協のないスペックは、さまざまな用途に対応したノートPCです。

それでいて、カジュアルなゲームであればサクサクと動いてしまうグラフィック性能も秘めているから驚き。気軽にゲームを楽しみたいユーザーや、ビジネスユースと両立させたい欲張りユーザーにもおすすめできます。CPU内蔵グラフィックではゲームは難しいと言われていましたが、それはもう、過ぎた時代の話なのかもしませんね。

【主なスペック】

OS:Windows 11 Home 64ビット
CPU:インテル Core i7-1260P プロセッサー
(最大動作周波数)
Pコア:最大周波数4.70GHz、Eコア:最大周波数3.40GHz
12コア/16スレッド
インテル スマート・キャッシュ 18MB

メモリ:16GB(16GB×1)
LPDDR5-4800対応 SDRAM、デュアルチャネル対応

ディスプレイ:14.0型ワイド(16:10)
WUXGA 高輝度・ 広視野角 TFTカラー LED液晶(Low blue light)(ノングレア)(省電力LEDバックライト)
1,920×1,200ドット

SSD:512GB SSD(PCIe対応)

無線LAN:Wi-Fi 6(IEEE802.11ax)(2.4Gbps)+IEEE802.11ac/a/b/g/n準拠
(WP/WPA2/WPA3(Personal)対応、WEP対応、AES対応、TKIP対応)

Bluetooth:Ver5.2準拠

その他は仕様詳細を参照ください。

「dynabook Rシリーズ」公式サイトはこちら:
《Okano》
Okano

「最高の妥協点で会おう」 Okano

東京在住ゲームメディアライター。プレイレポート・レビュー・コラム・イベント取材・インタビューなどを中心に、コンソールゲーム・PCゲーム・eスポーツについて書きます。好きなモノは『MGS2』と『BF3』と「Official髭男dism」。嫌いなものは湿気とマッチングアプリ。

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