11月1日に開始した『Apex Legends』のシーズン19「イグナイト」では、新レジェンド「コンジット」や、新しくなったマップ「ストームポイント」のほか、ハード間で進行状況を共有するクロスプログレッション(順次提供される)、ランクマッチ昇格システムなどが実装されました。
なかでも注目を集めたのが、新たなリスポーンシステム。これまでリスポーン時に持っていたのは、白アーマーに2つのシールドセルと注射器のみで、武器は持っていませんでした。しかし、シーズン19では、倒れた際に装備していたものと同等のボディシールドとヘルメット、武器(アタッチメントの類いは外されている)、その弾薬を持った状態でリスポーンするようになったのです。
これにより、倒れたプレイヤーのデスボックスから他の味方がアーマーを拾い、その後にリスポーンさせることでアーマーを“複製”することが可能となりました。
極端な話、降下直後にレプリケーターで1つのアーマーを進化させ(3人で拾い回すことで最大の赤アーマーまで進化させることができる)、強力なアーマーを着たプレイヤーが意図的に倒れ、味方がリスポーンさせることで、試合開始直後からアーマーが強力な3人パーティになることができるのです。
◆シニアプロデューサーが修正を示唆
『Apex Legends』のシニアプロデューサーであるJosh Medina氏は、シーズン19開始直後にフィードバックを求めました。その際、「我々が気づいていること、調査していること」として「戦利品の複製(Duping of loot)」を挙げています。
戦闘によって育てられるはずのアーマーが、開始直後から強くなってしまうというバランスブレイカーなこの仕様。一刻も早い修正が望まれます。