Paradox Interactiveは、都市建設シム最新作『Cities: Skylines II』におけるパフォーマンスの問題について、対処策や今後の目標を公開しました。
安定しないパフォーマンス、レンダリングが原因か
本作は10月25日にリリースされた都市建設シム『Cities: Skylines』の最新作。発売されてすぐにSteamでプレイヤー数が10万人以上を記録する人気を博している一方、パフォーマンス問題についても指摘されてきました。
そんな中パブリッシャーであるParadox Interactiveは、Steamにて「Performance」と題された文章を投稿。パフォーマンス改善について対処策や、今後の目標が述べられています。
投稿によると、安定したパフォーマンスがでない原因はゲームのレンダリングにあると考えられているようです。被写界深度やグローバルイルミネーション、ボリューメトリックなど、ビジュアルエフェクトの質を下げることで安定したパフォーマンスを得られるとのこと。具体的な対処策として「解像度を1080pに下げる」「被写界深度とボリューメトリックを無効にする」「グローバルイルミネーションを減らす」などが挙げられています。
パフォーマンス改善のためパッチが配信予定
今後はパフォーマンス改善のためのパッチを当てていき、GPUパフォーマンスの最適化、CPUの最適化などを進めていくといいます。アップスケーリング技術の取り入れも検討中とのことです。最低30FPSの安定動作を目標としつつ、最適化作業を進めていくとしています。