2023年9月1日からいよいよ先行アクセスがスタートする、ベセスダ・ソフトワークスの新作アクションRPG『Starfield』。本作のディレクターを務めるトッド・ハワード氏が、マイクロソフトおよびXbox、ベセスダ・ソフトワークス向けに発信した社内メモの内容が公開されています。
25年ぶり新規IPを作るということ
この社内メモは、海外メディアWindows Centralが独占公開したもの。その内容は2013年にハワード氏が、当時ZeniMax MediaでCEOを務めていたロバート・A・アルトマン氏の部屋のドアをノックすることから始まります。当時ベセスダ・ソフトワークスでは『Fallout 4』を開発中でしたが、既存のIP続編ではなく完全新作を制作したいという相談でした。
25年ぶりとなる完全新規IPを制作が宇宙を舞台にした壮大なRPGになること、ゲームでしかできない宇宙探検であり、それが『Starfield』と呼ばれる作品になることなど、ハワード氏のプレゼンでアルトマン氏は最初不安そうだったものの、最終的には笑顔を見せてくれたようです。
そして始まった『Starfield』プロジェクトですが、その道程は決して簡単なものではなかったようです。『Fallout 4』『Fallout 76』『Fallout Shelter』『The Elder Scrolls V: Skyrim(SE/VR/AE)』といった作品開発の一方で、2020年から2023年にかけてパンデミックやアルトマン氏の死、そしてマイクロソフトによる買収など、開発環境にも大きな変化が起きたとしています。
ハワード氏は紆余曲折を経てついに完成した『Starfield』について、ZeniMaxグループ、フィル・スペンサーを始めとしたXboxチーム、なにより一緒に開発に携わったBethesda Game Studiosのメンバーなど、多くの人々の協力やサポート、卓越したインスピレーションによって支えられきたことへの成果と感謝、そして祝福の言葉を述べています。
宇宙への旅の前にこれまでの記事もおさらいしよう!
『Starfield』は2023年9月6日にPC(Steam/Microsoftストア)/Xbox Series X|S向けに発売されますが、デジタルプレミアム以上のエディションを購入していると5日の先行アクセス権が付属しています。すでに各プラットフォーム向けのプリロードも開始しているので、先行アクセスの解禁時刻(日本は9月1日9時から)に合わせて宇宙への旅が始まります。
Game*Sparkでは、これまで多くの『Starfield』に関する記事を公開してきました。そこには壮大な宇宙の設定やプレイヤーの気になる部分、トレイラーから読み取れる『Starfield』世界の経済など、多くの情報が用意されています。いよいよ始まる航海の前にチェックしてみてはいかがでしょうか?
『Starfield』は、2023年9月6日にPC(Steam/Microsoftストア)/Xbox Series X|S向けに発売。先行アクセスは9月1日9時からスタートです!
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