
インテル第13世代CPU…64GBメモリ…GeForce RTX 40シリーズ…240Hzモニター…。AAA級ゲームからインディーまで幅広く遊ぶゲーマーとしては、こんな超ハイスペックパーツや機器がそろったPCを一度は手にしてみたいですよね。
今回ご紹介するマウスコンピューター「G-Tune」ブランドのゲーミングノートPC「G-Tune H6-I9G80BK-A」は、まさにそんなゲーマーの夢を叶えてくれる圧倒的なスペックを備えたハイエンドなゲーミングノートPCです。本稿では、その“圧倒的なスペック”を余すことなくお届けします。
スタイリッシュでありながら、しっかり“ゲーミング欲”を満たしてくれるデザイン

外見は目立つようなゲーミングPC感はなく、スタイリッシュで落ち着いたノートPCに見えます。G-Tuneのロゴはそのクールさを保ちつつ、主張しすぎない色や位置、大きさなのが良いですね。

しかし、中を開くとカラフルに光るLEDキーボードがお出迎え。“ゲーミング欲”を満たしてくれる満足感のあるビジュアルを与えてくれます。
もちろんキーボードのLEDはファンクションキーで簡単にオンオフ可能なので、使用するシーンに合わせて切り替えることができます。
拡張性はいかほど?インターフェースをチェック
ノートPCといえど、ゲーミング用途として活用するなら拡張性の高さは重要な項目のひとつです。

右側面にはUSB3.0のType-Aが2つとSDカードリーダーが付いています。マウスやコントローラーを接続することを考えると、とりあえずアクセスしやすい場所に2つあるのは安心です。

左側面にはUSB3.1 Type-Aがひとつ搭載されています。こちらは転送速度が速いので、データのやり取りに使うと便利かもしれません。他にも、マイク入力およびヘッドホン出力端子が備わっています。

背面には、画面出力に対応したThunderbolt4 Type-Cと、HDMIポートがひとつずつ搭載。本体だけでの使用はもちろん、家でじっくり遊ぶときはマルチディスプレイ環境も簡単に構築することができます。
ネットワークは有線LANに加え、電波干渉を受けにくい6GHz帯のWi-Fi 6Eにも対応しており、最大2.4Gbpsの高速無線通信が行えます。

本機はゲーミングノートPCながら、注文時のカスタマイズで水冷BOX付属のものを選ぶことができます。

ノートPCは水冷環境を構築するのはやや難しいイメージがどうしてもありますが、本機は水冷BOXに冷却液を注入し、背面のコネクターにチューブをつなげるだけで簡単に水冷化することができます。水冷は空冷よりも冷却効率が高いので、VRなど負荷の高いゲームや動画編集などクリエイティブな使い方でも快適な動作が可能となります。
圧倒的なスペック!最新ゲームもカバーするパワフル性能
ここからは、本機のメインともいえる超強力なスペックを見ていきましょう。CPUは最新世代の第13世代プロセッサー・インテル® Core™ i9-13900HXを搭載しており、どんな作業でもサクサクこなせます。
メモリも32GB(16GB×2 デュアルチャネル)と十分な大きさです。近年のゲームは推奨要件で16GB以上のメモリを要求する作品も多くなってきているので、32GBはとても安心感があります。カスタマイズで64GBを選択することもできるので、動画編集など負荷のかかる作業をしたい方は検討してみても良さそうです。
GPUは12GBのVRAMを備えたGeForce RTX™ 4080 Laptop GPUを搭載。最新世代となる40シリーズは、フレームレートを飛躍的に向上させる「DLSS 3.0」技術にも対応しているので、『サイバーパンク2077』などの重量級ゲームでのパフォーマンスを発揮します。

モニターは16インチで16:10のアスペクト比、高解像度WQXGA(2,560×1,600)とダイナミックで、ベゼルが狭いのも魅力的です。

さらに、対戦FPSなどで、重要な要素となる240Hzのハイリフレッシュレートにも対応。デスクトップPCでも240Hz環境を整えるのはなかなかに大変ですが、本機のスペックをもってすればその心
配もいりません。
また、輝度の範囲と色域を向上させるHDR映像技術「Dolby Vision」や、元の音声の3次元情報の再生を実現し、映画館でも採用されている音響技術「Dolby Atmos」を搭載しており、コンテンツへの没入感を高めます。

ストレージはM.2 SSDを1TB(NVMe Gen4×4)を1基搭載しており、大作ゲームからインディーまで余裕を持ってゲームをインストールしておけます。もし足りない!という場合は、カスタマイズで2基まで追加できるので、検討してみてはいかがでしょうか。

また、本機ならではの機能として、バッテリーマネージャー機能が挙げられます。これは設定したパーセンテージで充電を停止してくれるというもので、満充電によるバッテリーの寿命の低下を防ぐことができます。例えば頻繁に持ち運んで使用する方は100%の制限なしを選択できますし、ACアダプターに常時接続して使うという方は75%で充電を止めておくとよいでしょう。
ハクスラの金字塔『ディアブロ IV』をプレイ!
今回は本機を用いて、6月6日に発売となった“ハクスラ”の金字塔であるシリーズ最新作『ディアブロ IV』をグラフィック設定“ウルトラ設定”でプレイしました。

筆者の中でハクスラARPGはとっつきづらい……というイメージがありましたが、本作をノーマル難易度でプレイしてみると意外にも遊びやすく仕上がっています。
メインストーリーに沿って進めていたらいつの間にかダンジョンに入り、大量の敵をなぎ倒したらレジェンダリーアイテムがドロップ……というようにハクスラの醍醐味であるアイテム掘りを初心者でも味わえます。

グラフィックが美麗なゲームというと、1人称視点もしくは3人称視点のゲームがフォーカスされがちな印象ですが、斜め見下ろし視点の本作も負けてはいません。バトルが激しいシーンでは、それなりにスペックが要求されます。

しかし本機のパワーをもってすれば、ダンジョン内で200以上のFPSを叩き出すことも可能。筆者のプレイではカクつきも発生せず、快適にダンジョン探索が楽しめました。
本作は過去作よりもアクション面でパワーアップしており、敵の攻撃の予備動作を見極めながら避ける場面も存在します。そんなとき、240Hzモニターであれば映像がヌルヌルなので、とても遊びやすく感じるでしょう。

また、本作はストーリーも見どころです。とてもリッチなグラフィックで描かれるカットシーンを本機の美麗かつ大迫力のモニターで楽しむことで、物語への没入感が高まりました。
マウスコンピューターのゲーミングノートPC「G-Tune H6-I9G80BK-A」は、まるでゲーマーの夢をそのまま体現したかのようなハイスペックを誇るゲーミングノートPCです。クールな見た目ながらも、しっかりゲーミング欲も満たしてくれるデザインも満足感がありますし、拡張性にも優れています。
グラフィックが美麗な最新ゲームを動作させるとPCへの負荷も大きいですが、水冷BOXを取り付ければ、その問題も解消されます。ゲーマーはもちろん、映像編集やVRなど幅広いシーンで活用できるでしょう。
【主なスペック】
OS:Windows 11 Home 64ビット
CPU:インテル® Core™ i9-13900HX プロセッサー
GPU:GeForce RTX™ 4080 Laptop GPU
電源:ACアダプター 330W (19.5V)、 AC100V (50/60Hz)
メモリ:32GB (16GB×2 / デュアルチャネル)
M.2 SSD:1TB (NVMe Gen4×4)
無線LAN:Wi-Fi 6E( 最大2.4Gbps )対応 IEEE 802.11 ax/ac/a/b/g/n準拠
Bluetooth:Bluetooth 5
ディスプレイ:16型 液晶パネル (ノングレア / 240Hz対応)、2,560×1,600 (WQXGA)
バッテリー:リチウムポリマー(バッテリー内蔵式、着脱不可)、バッテリーマネージャーによる充電容量の設定が可能(100% / 75% / 50%から選択)
Webカメラ:前面-200万画素 (Windows Hello対応)
サイズ:約 358.4(幅) x 269(奥行) x26.5(高さ)mm
重量:約2.34kg
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