カプコンは、『ストリートファイター6(Street Fighter 6)』クローズドベータテストのソフトウェアを改ざんしてのゲームプレイに対する警告を、CAPCOM eSports公式Twitterアカウントにて公開しました。
2022年に実施されていたクローズドベータテスト
本作は人気対戦格闘シリーズの最新作であり、コマンド入力が苦手なプレイヤー向けの操作タイプやシングルプレイヤー用のストーリーモードが導入されるなど、ジャンルの従来ファンだけでなく新規プレイヤーにも期待されてきました。2022年には2度のクローズドベータテストが実施されており、プレイヤーの分身として作成できるアバターの設定自由度が非常に高いということでも話題となりました。
“クラック版”の問題
当選したプレイヤーはそんなシリーズの新しい一作を楽しんだクローズドベータテストでしたが、開催期間を過ぎてもトレーニングモードなどをプレイできるように改ざんした“クラック版”の存在が問題視されていました。記事執筆時点では誰でも触れられる体験版が配信されていますが、そちらではプレイ可能なキャラクターが「ルーク」「リュウ」の2体のみ。計8体をプレイ可能なクローズドベータテストの“クラック版”を利用するプレイヤーは、優勝賞金100万ドルとして発表された大会「CAPCOM CUP X」において不当に有利であるとの意見が多く見られました。
そうした事態を受けて発表されたのが今回の警告であり、この“クラック版”はクローズドベータテストの募集概要で禁止されていたと明言。声明公開以降に“クラック版”を所持あるいはプレイしていることが明確な物証とともに確認されれば『ストリートファイター』関連大会への無期限出場停止など「厳重な処罰」を下すとしています。
『ストリートファイター6』は、PS5/PS4/Xbox Series X|S/Windows(Steam)向けに6月2日に発売予定です。
¥8,789
(価格・在庫状況は記事公開時点のものです)