タクティカルシューター『VALORANT(ヴァロラント)』のゲーム内で『オーバーウォッチ 2』を再現した映像が話題を集めています。投稿したのは動画投稿者やストリーマーとして活動するジャイケル・マクソンさんです。
動画のモチーフとなっているのは、『オーバーウォッチ 2』の“Play of the Game”(POTG)。その試合において最も活躍したシーンのクリップがPOTGとして選出され、試合後に参加するプレイヤーに見せつけられるシステムです。
マクソンさんの投稿した映像では、『VALORANT』のエージェント「ジェット」が『オーバーウォッチ 2』のヒーロー「ゲンジ」のアルティメットアビリティ「龍神剣」を使ってPOTGを取ったような演出となっています。
それを彩るのは3月に発売されたばかりの新スキン「オニ EPISODE 6」。実際にあった名刀「鬼丸国綱」の名が冠されたこのスキンは、伝統的な日本刀の形状が特徴的で「武器を見る」ボタンを押すと鞘から刀を取り出すクールなモーションがみられます。この鬼丸国綱をゲンジの龍神剣に見立て、次々と敵を倒すシーンを作り出しているのです。
また、ジェットのアップドラフト(空中に飛び上がるアビリティー)と、ゲンジのパッシブスキルである二段ジャンプはよく似ているほか、ジェットのテイルウィンド(入力した方向に勢いよく移動するアビリティー)と、ゲンジの風斬り(前方の敵を斬りつける攻撃)もその動きはそっくりです。ジェットとゲンジの共通点を上手く活かしています。
芸が細かいのは、龍神剣を発動する直前に、味方のダメージを向上する「アナ」のナノ・ブーストを貰っているところ。ボイスチャットでは「回復して回復して」と『オーバーウォッチ 2』“あるある”を織り交ぜつているのもポイントでしょう。
共通点の多い二人を上手く組み合わせ、『VALORANT』と『オーバーウォッチ 2』を上手くコラボレーションしたこの投稿は、クオリティの高さも相まって6,000いいねを超える反響を呼んでいます(本稿執筆時点)。
ジャイケル・マクソンさんはこれまでも“ソーヴァのリコンボルトが実家に飛んできて住所がバレる”といった動画を「VALORANTあるある」として投稿しています(あるあるであってたまるか)。ここ最近はTwitchでの配信活動にも力を入れているようです。