エレクトロニック・アーツは、Respawn Entertainmentが手がけるバトルロイヤルシューター『Apex Legends』の新シーズン“エクリプス”を、現地時間2022年11月1日からスタートします。
“エクリプス”では新レジェンド・カタリストが追加されるほか、新たな戦いの舞台となるマップが登場。また、ユーザーがフレンドにスキンなどを贈れる「ギフティング」といった新機能も追加されます。
本稿では、2022年10月19日に開催されたメディア向けプレビューで明らかになった、新シーズン“エクリプス”の情報を紹介。今回は第1回として、新マップやギフト機能、そして新たなカスタマイズ要素などの情報をお届けしていきます。
新マップ「BROKEN MOON」には新たな移動ギミックが!
“エクリプス”で追加される新マップは「BROKEN MOON」。その名の通り“月(ボレアスの衛星クレオとも記載)”を舞台にしたマップです。開発によると、月を舞台にしたマップというのは2年近く前から構想があったようで、破壊される月というのはシーズン10「エマージェンス」で追加されたレジェンド・シアのアウトランズストーリーズでも登場していました。
破壊された月はその後調査チームが派遣され、損害を調べるとともに環境を安定させる措置が取られました。そして月の環境が安定した頃に「希望のコロニー」と呼ばれる施設が作られたのがおよそ20年ほど前。そして時が経ち、新たなApexゲームの舞台として「BROKEN MOON」が登場します。
「BROKEN MOON」のマップテーマは“天国と地獄”。マップ内には、人が住むにはあまりに過酷な環境がある一方で、テラフォーミングされた緑豊かな地域も存在しています。さまざまな調査の痕跡やコロニーなどのロケーションがあり、実際に人が住んでいた、文化があったことを思わせるマップになっています。
この月面マップには新システム「ジップレール」が登場します。ジップレールはこれまでのジップラインと比べておよそ2倍の速度があり、また、より長距離が移動できるような配置になっているようです。移動はもちろん、長さと高さに優れたジップレールの優位な位置を活かした戦闘も期待できるかもしれないとしています。
また、開発によるとこのマップにはさまざまなPOI(Points of Interest)があり、多くのスクワッドがすぐに戦闘を始めるようなエキサイトな展開が期待できるとのこと。プレイヤーは戦闘を行うか、ジップレールなどを利用して移動するか、瞬時の判断が問われるマップになるようです。
新たなコミュニティ機能「ギフティング」
新シーズン“エクリプス”からは、フレンドにギフトを贈る「ギフティング」機能が追加されます。ギフトはApexコインを使用して購入できます。24時間で5個までギフティング可能で、一部ローカルルールやレギュレーションなどはあるものの、基本的にはリージョンロックなどは無いということです。
この機能は、ユーザー同士のちょっとしたお祝いや、バーに入って相手に一杯奢るような交流を『Apex Legends』スタイルで行うようなイメージとのこと。ギフトのオプションは今シーズンと来シーズンで新たに追加されていく予定です。
「ギフティング」の詳細については、公式サイトの紹介およびギフトについてのよくある質問をご覧ください。
新コスメティックアイテム「ステッカー」で自分だけのカスタマイズを!
“エクリプス”では、シールドセルや救急キット、フェニックスキットなどの装備品に貼る新コスメティックアイテム「ステッカー」が登場します。ステッカーはゲーム内で特別な効果はありませんが、回復時などに貼られたステッカーを見ることができます。
公開されたスクリーンショットによると、ディフォルメされたレジェンドやネッシーなど、さまざまなデザインのステッカーが存在しています。なお、このステッカーは他のプレイヤーからは見ることができないので、あくまで自分なりのこだわりを楽しむ要素として登場するようです。
『Apex Legends』の新シーズン“エクリプス”は、現地時間2022年11月1日から開催予定。近日中に、新レジェンド「カタリスト」の詳細について紹介する第2回の情報公開も予定しています。
UPDATE(2022/10/25 18:00):本文を一部追記しました。