かつて『Counter-Strike: Global Offensive(CSGO)』のプロとして活躍し、ストリーマーを経て『VALORANT』のプロとして復帰したチーム「Sentinels」の“shroud”ことMichael Grzesiekさんは、自身の配信で「『VALORANT』に比べれば『CS:GO』は“冗談のよう”」と語りました。
自身のTwitchで7月23日に配信したなかで飛び出したこの発言は、『VALORANT』は、『CS:GO』よりも難しいと断言しています。
『VALORANT』は、シューティング部分や、5v5の爆弾(スパイク)設置を巡って繰り広げられる基本ルールは『CS:GO』と似た部分があります。実際shroudさん自身も『CS:GO』から実質的に移行するかたちで競技シーンへ復帰したことは記憶に新しく、世界3位という偉業を成し遂げた日本チーム「ZETA DIVISION」も、元を辿れば『CS:GO』で活動をしていました。
今回のshroudさんの発言では、具体的にどのような部分が難しいかの断定はしなかったものの、シンプルな撃ち合いや駆け引きが重視される『CS:GO』に対して、『VALORANT』では、各エージェントが固有で持つアビリティーを駆使して戦うことが求められる作品であり、『CS:GO』に比べて『VALORANT』は考えることが多いシューターゲームであることは間違いありません。
shroudさんが所属するチーム「Sentinels」は、年に一度のチャンピオンを決定する大会「VALORANT Champions」への出場をかけた地域別ラストチャンス予選「VALORANT Champions Tour 2022: North America Last Chance Qualifier(LCQ)」に挑みます。伝説shroudがカムバックしてから初の公式戦で、彼の活躍が観られるのか、そして「Sentinels」は「Champions」へ出場できるのか、多くの注目が集まっています。