ライアットゲームズは、タクティカルシューター『VALORANT』のAPIを不正利用するサードパーティアプリについて使用者をBANすると公式Twitterアカウントにて警告しました。
試合履歴データなどを取得できるAPIを公開している本作。APIは主にサードパーティの戦績トラッカーの基礎として広く用いられています。今回の警告はそんなAPIを不正利用したツールに関するもので、具体的には「匿名モードを使用しているプレイヤーを明らかにするといったゲーム内にて秘匿された情報を強制的に引き出すこと」が挙げられています。また海外向け公式Twitterアカウントでは本作のAPIポリシーも改めて紹介されています。もちろん、サードパーティアプリの開発者は本来、公式から認可が必要です。しかし、今回の警告は、認可されていない存在やその機能を問題視してのようです。
「BAN」という言葉まで飛び出した今回の警告。ユーザーからは自分が利用しているツールが問題ないかどうか不安に感じる人も多いようで、一部のトラッカーアプリは“APIの不正利用ではない”と自身の正当性を念押しするため、状況を報告しています。「Blitz」を運営するBlitzは、公式に認められており使用は安全だとするツイートを投稿。「Tracker.gg」を運営するTracker Networkも、同様のツイートを投稿し、同サービスの利用によりBANされることはないとしています。
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