バーチャルミュージックプロダクション「RIOT MUSIC」などを運営する株式会社Brave groupは、「ぶいすぽっ!」などを運営する株式会社バーチャルエンターテイメント、並びに「Palette Project」などを運営するMateReal株式会社との経営統合を、合計13.7億円の資金調達と併せて発表しました。
Brave groupは、VTuberグループ「ゲーム部プロジェクト」の元運営者であり、現在は「RIOT MUSIC」をはじめ、バーチャルIP事業、メタバースマーケティング事業を展開する企業です。
今回の経営統合により、Brave groupはグループ経営体制に移行することも発表。経営管理部門やシステム部門などは統合されるものの、事業運営については各社が裁量を持ち、独立採算で運営されていきます。
経営統合の背景については、以下のように発表されています(プレスリリースより)。
Brave groupは主に音楽領域、バーチャルエンターテイメントはゲーム領域、MateRealはアイドル領域とそれぞれ別々のカテゴリーでメタバース関連事業を運営しており、以前より親交のあったそれぞれの会社で約1年に渡りノウハウ共有等、事業連携をしてまいりました。事業連携による結果を踏まえ、各社で話し合った結果、独自に運営するよりも、各種システムやモデル制作、その他ナレッジ等の経営資源を共有し運営することが、ファンの皆様により感動を、より新しい体験を届けることができると判断し、経営統合することとしました。
各社は、約1年にわたってトライアル期間や事業提携が行われ、満を持して経営統合を果たした模様。「ぶいすぽ運営」はツイッターで、独立して「ぶいすぽっ!」は運営できることを強調しています。
Palette Project(パレプロ)公式ツイッターも、運営自体は変わらないことを改めて言及し、今後さらなるイベントやライブなどの開催、メンバーをサポートを高めていくと述べています。両社とも独立した運営体制を持ちつつ、ノウハウや経営資源、技術などを共有することでファンへより感動を、より新しい体験を届けていくと記しています。