NVIDIAは「GeForce RTX 4070 Ti Super」を1月24日に発売します。
無印版では「AD104」だったGPUコアも上位版である「AD103」へと変更されており、メモリー増量と相まって大幅なパワーアップを遂げています。
Super版の中でコア変更は「RTX 4070 Ti Super」だけ!大幅強化で4Kゲーミングも楽しめる
今回相次いで発売されるSuper版「GeForce RTX 4000番台」ですが、特に注目したいのが本GPU。その理由はGPUの性能を大きく左右する要ともいうべきGPUコアが上位版へと強化されているからです。
非Super版「RTX 4070 Ti」のコアはAD104なのに対し、本GPUではコアはAD103へと交換されています。これは「GeForce RTX 4080」でも使用されているもので実質的に「RTX 4070グループ」から「RTX 4080グループ」へとランクアップしているといえます。
また非Super版では12GBだったグラフィックメモリーもSuper版では16GBへと増量されており、4Kや高解像度テクスチャを多用した環境などでより強みを発揮できるようになっている点にも注目です。
気になるお値段ですが、アスクによる発表によればPNY社製グラフィックボード「PNY GeForce RTX 4070 Ti SUPER 16GB VERTO OC 3FAN」が税込み150,000円前後とのこと。当初Nvidiaが発表していた115,800円からすれば少し高めとなっているのは消費者としては少し残念ですが、しかし性能から考えると納得のいく水準ではないでしょうか?
Super化で大幅パワーアップを果たした「GeForce RTX 4070 Ti Super」は1月24日、いよいよ発売です。