CD PROJEKT REDでシニアライターを務めるMagda Zych氏は、海外メディアGamingBoltのインタビューに答え、『サイバーパンク2077』のエンディングについて言及しました。
拡張パック「仮初めの自由」が430万本を突破
本作は未来都市「ナイトシティ」を舞台に主人公「V」の生存をかけた戦いが描かれるRPG。9月にスパイスリラーをテーマとした新たなストーリーを追加する拡張パック「仮初めの自由」が発売されましたが、その売上本数が430万本を突破していることも発表され、非常に好評を博しています。
「このジャンルにハッピーエンドはない」
そんな本作についてZych氏が海外メディアGamingBoltのインタビューに答えており、その中でエンディングについて言及。“「仮初めの自由」のリリース時にグッドエンドを追加しなかったことにがっかりしているプレイヤーがいることは知っています”と切り出し、その上で本作はノワールゲームであり、そのジャンルにはハッピーエンドはないと理由を説明しています。またそうしたハッピーエンドの余地がないことは“ジャンルのルール”だとも発言しています。
こうした方針は没入感を追求しているためであり、真実味があるからこそ強く胸を打つのだということです。さらに同氏の意見として“物語が暗く終わることは体験する価値がないことを意味しないのです”とも述べられています。
『サイバーパンク2077』は「仮初めの自由」もセットになった完全版『サイバーパンク2077 アルティメットエディション』が12月5日にPS5/Xbox Series X|S/Windows向け(国内PS5パッケージ版は2024年2月15日)に発売予定です。