プレイヤー数が6,300万人に上るとみられる人気ゲーム『原神』ですが、配信前の情報をリークした人物に新たな開示請求が行われたようです。
配信前キャラをリーク…
今対象となったのは、HutaoLover77など名乗る4つのアカウントを所有していたユーザーです。同ユーザーが発信していたリーク情報は「#原神リーク」などというハッシュタグが付けられ、ツイートによっては19万1,300回ほど閲覧されていました。
現地時間11月13日に『原神』のパブリッシャーであるCognosphereの弁護士が行なったDMCA召喚令状では、同社が独占的に所有しているアートワークやゲームプレイ映像などの著作権を侵害しているとのこと。海賊版対策企業であるRemove Your Mediaが行なったDMCAテイクダウンによってメディアが削除されたほか、現在はいずれのアカウントも凍結、もしくは削除が行われていて、内容を確認することはできません。
開示請求が行われたことにより、X社は当該ユーザーの本名、住所、電話番号、メールアドレスをCognosphereに対して開示しなければならないとのこと。これらで得た情報は、著作者が権利行使目的でのみ使用できます。
『原神』のリーク者にまつわる逮捕や開示請求の例は今回が初めてではなく、これまでも繰り返し行われてきました。人気ゲームであるがゆえにリークを流すユーザーも、リークを求めるユーザーも多くなってしまいますが、明らかな不正リークとわかる情報の拡散は控えるよう注意しましょう。