HoYoverseは、PS5/PS4/スマホ/PC向けオープンワールドRPG『原神』にて、新キャラクター「ナヴィア」と「シュヴルーズ」を公開しました。
フォンテーヌ編で活躍した「ナヴィア」がついに紹介されたうえ、初公開となる「シュヴルーズ」も登場!公式紹介のあったキャラクターは、次々回のアップデートでプレイアブル実装されるのが恒例のため、今回の2人もVer.4.3で実装されるものと思われます。
◆約2年振りの岩元素キャラクター「ナヴィア」!
ナヴィアは、フォンテーヌの様々な問題解決に取り組む民間組織「棘薔薇の会」の会長、またはリーダー、ボス、司令塔とも言える女性です。
淑女然とした容姿ながら、ポジティブでフレンドリーな性格の持ち主。ルールにとらわれずに物事を進める人物であり、困っている人々がいれば、鳥のような手際の良さで「棘薔薇の会」からの朗報を届けるべく邁進します。
所持する神の目は「岩元素」であり、岩元素キャラクターが追加されるのは2022年1月に実装された「雲菫」以来、約2年振りのこと。命ノ星座は「野薔薇座」です。
■「ナヴィア」のキャラクターコメント
「幼い頃、彼女と一緒にあるテーブルゲームをやったことがある。彼女が冒険者を演じ、私はゲームマスター役を務めた。突発的な状況への対処が得意だと自負していた私でも、彼女の選択や回答にはよく振り回された覚えがある。だが…手を焼きはしたものの、やはりそのほうが面白くもあった。」――クロリンデ
■「ナヴィア」のキャラクターエピソード
その姿を見る限り、ナヴィア嬢は紛うことなき完璧なフォンテーヌの淑女である。
彼女はデザインの凝ったスカートをよく穿き、洗練された帽子を被りながら、宝石とリボンで飾られた傘を腕にかけている。そのような装いに身を包んだ彼女は、フォンテーヌ廷の外れからモンオトンヌキの野原、さらにはサーンドル河の人知れぬ一角に至るまで、その足で駆け回っている。
後ろに伸びる長いスカートの裾と見た目よりもずっと重い傘が、彼女の動きを妨げることはない。困っている人々がいれば、彼女は鳥のような手際の良さで、棘薔薇の会からの朗報を届けている。
これもまた、あの有名な記者・シャルロットが取材相手の一人として、ナヴィアを最も気に入っている理由なのかもしれない。スチームバード新聞社の展覧室には、彼女に関する一枚の写真が飾られている。そのタイトルは『天翔ける黄薔薇』――無論、この写真は当人の許可と積極的な協賛のもと展示されているため、ご心配なく。
◆特巡隊の隊長「シュヴルーズ」!
シュヴルーズは、フォンテーヌの警察機構、その中でも実力行使に及んだ犯人に対応するための少数精鋭部隊「特巡隊」の隊長です。
容姿は腰まで伸びたパープルヘアー、左目の眼帯、構えた長銃などが特徴的。所持する神の目は「炎元素」で、命ノ星座は「刀銃座」です。武器が銃ということで、そのバトルスタイルが気になるところです。
■「シュヴルーズ」のキャラクターコメント
「…シュヴルーズ隊長、改めて特巡隊隊員の入隊基準を調整してくださるよう切に願います。今の特巡隊の中には、かつてフォンテーヌ廷の家々のドアを隅々まで開けた泥棒や、金儲けしか頭にないボクサー、さらにはあなたが直々に捕まえた大怪盗――投資家に扮して銀行を下見し、仲間と共に金庫の中身をほぼ残さず奪い去った者までいる始末!はぁ、我々は執律庭の人間です!執律庭のイメージを維持するためにも、どうかご検討ください!」――警察隊隊長グロリチャードがシュヴルーズに宛てた9通目の嘆願書
■「シュヴルーズ」のキャラクターエピソード
「これ以上いたずらしたら、特巡隊に連れて行かれるぞ!」――この言葉は、フォンテーヌの親たちが聞き分けのない子供を叱るときに使う常套句である。
当然のことながら、夜更かししたり、歯を磨いた後にお菓子をこっそり食べたり、学校の成績があまりに悪かったりしても、特巡隊隊員がわざわざ幼い子供たちを叱りに来ることは絶対にないのだが…そのことに子供たちはまだ気づいていない。特巡隊隊員を出動させられるのは、悪名高い凶悪犯だけである。そして子供たちが成長し、特巡隊の役割を理解するようになれば、この言葉の効果も次第に薄れてゆく。
…だが、街の子供たちがコソコソと避けていくのを見て、一部の特巡隊隊員はこの「教育方法」にいささか不満を漏らした。そのような言い方で特巡隊を表現するのはあまりに妥当ではないと、彼らは思っているのだ。これ以上好き勝手に言われ続けたら、特巡隊の「不吉な名」は、いつ消えるとも分からない暗雲となって、フォンテーヌの子供たちの心を覆ってしまうだろう。
「それも悪くない。」――公文書を処理しながら特巡隊隊長シュヴルーズはこう言った。
「子供らがこの『不吉な名』を心に刻み、その裏にある意味を理解することを願おう…」
「…そうすれば、彼らを捕まえる日が訪れずに済むだろうからな。」