人気オープンワールドRPG『原神』などを運営するmiHoYoは、中華人民共和国・上海市公安局によって、『原神』の不正行為(チート)販売に関わった2名が逮捕されたことを発表しました。
◆リークに対しても“厳正に取り締まる”
中国メディアの7月24日の報道によると、逮捕された2名はチートツールの開発と販売に関わったとして、コンピューター情報システム妨害行為(日本でいう電子計算機損壊等業務妨害罪)の罪で逮捕、拘留されているとのこと。過去には同様の罪で逮捕された3名に対し、1年6か月~4年の懲役刑が下されています。
なお、miHoYoは6月27日、中国国内向けにリーク行為などに対して“厳正に取り締まる”旨の声明を発表。ゲームタイトルの公式未発表情報を意図的に漏洩させる“リーク”行為は、miHoYoおよびユーザーに対して危害を加えるものであり、権利侵害をやめるように呼びかけ、厳正に取り締まることをリークに関わる者へ警告しています。
同月にはリーク行為が行われているプラットフォームに対する訴えを起こすなど、リークを含む不正に対する取り締まりに、積極的な対処を見せています。