先日、Xbox Games Showcase 2023にて数々のXbox Game Studiosタイトルを発表したマイクロソフトですが、現在開発している作品は一部例外を除きXbox One版を制作していないことがわかりました。
ついに進むか世代交代
Xbox Game Studios責任者のマット・ブーティ氏が海外メディア・Axiosに語ったところによると、現在のハードウェアサイクルを指し、「我々は第9世代(PS5やXbox Series X|Sを指す世代)に移行しました」と述べ、続けて「現在旧世代向けゲームに取り組んでいる社内チームはない」と断言しました。
これが事実であれば、2023年4月にリリースされた『マインクラフト レジェンズ』が最後の同スタジオが発売するXbox Oneタイトルということになります。
先日のXbox Games Showcase 2023では『Fable』『Avowed』『Starfield』『Microsoft Flight Simulator 2024』など数々のXbox Game Studios傘下タイトルが発表されましたが、確かにいずれもPCおよびXbox Series X|Sのみ、もしくはプラットフォーム表記が確認できないものばかりでした。
『マイクラ』など一部ゲームは例外
一方で例外として、『マインクラフト』や『Sea of Thieves』といったXbox One向けに発売されており、かつ継続してコンテンツが追加されるタイトルについては、以降もXbox One向けのサポートが行われるといいます。
まだまだ第9世代と第8世代の両方で発売するゲーム自体は多く見られますが、ひとまずプラットフォームホルダーであるマイクロソフトが先陣を切って第9世代に移行する形を見せています。
ハードウェア供給不足などの影響により、2020年の発売からやや世代交代が遅れた印象のある第9世代ですが、ついに完全な世代交代の兆しが見え始めてきたのではないでしょうか。