「ZETA DIVISION」XQQコーチ曰く「各々のパフォーマンスを出せる環境になってきた」―チーム“立て直し”や「闇crow」を紐解く【独占インタビュー】

DFM戦後、ロールチェンジを含め“立て直し”にはどのような意図があったのか伺いました。

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「ZETA DIVISION」XQQコーチ曰く「各々のパフォーマンスを出せる環境になってきた」―チーム“立て直し”や「闇crow」を紐解く【独占インタビュー】
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韓国・ソウルで開催中の『VALORANT』のインターナショナルリーグ「VALORANT Champions Tour 2023: Pacific League」。そのWeek4(4月16日)にて、「ZETA DIVISION」と「DetonatioN FocusMe」による日本チーム同士の戦いが行われました。マップスコア2-0で勝負を制したのはZETA DIVISIONです。

いよいよリーグも折り返しのタイミングを迎えるということもあり、今回はZETA DIVISIONのヘッドコーチであるXQQ氏にインタビューを実施しました。良いゲーム内容を重ね、勝利を積み上げているその要因について。チームのロールチェンジ含め、一体どのような意図をもって“立て直し”を図ったのかを詳しくお伺いしました。

DFM戦の感触

――まずは試合お疲れ様でした。そして、勝利おめでとうございます。コーチ視点からの率直な感想をお願いします。

XQQ:アセントの序盤は良かったと思います。防衛サイドでやられかけたんですが、DFM側も他のチームが使うようなものではなく、ちょっとタイミングをズラした完成度の高いセットを仕掛けてきたので、それに負ける分には仕方なかったのかなと思います。タイムアウトで切り替えて普段の守りをしつつ、しっかりと対応できたので良かったですね。

――アセントの攻撃はかなり理想的な形だったと思います。

XQQ:そうですね。DFMもロールやロースターを変えて基礎が抜けている部分もあって、防衛の整備をする時間がなかったのかなと思いつつ、普段よりもこちらのリズムでやりたい攻撃ができました。

――これまでフラクチャーを1stBANしてたと思いますが、これをロータスに変えたのは、DFMへの対策だったんですか。

XQQ:BANPICKについてはあまり詳しく話せませんが、現状でDFMが一番自信を持っているのはロータス、次点でフラクチャーかなと思います。アナリストの情報などを踏まえてBANを切り替えた形です。

画像は初戦DRX戦後の様子

コーチから見るチームの変化

――コーチから見て、Laz選手のIGLへの印象はいかがですか?

XQQ:元々『CS:GO』時代にIGLを経験していて、『VALORANT』でも理論的な組み立て方を考えとして持っているので、IGLの精度に心配があるというよりは、変わった上でLaz自身がどれだけのパフォーマンスを出せるのかという点と、SugarZ3roを経てという状況の変化に、どれだけチームが適応できるかは心配でした。やっと前試合から慣れ始めて、Laz自身も他のプレイヤーも各々がパフォーマンスを出せるようになってきたかなと思います。

――IGLのほかにもロールが変化が見て取れますが、どのようなチーム作りを意識されているのでしょうか?

XQQ:外側からでは、Laz(センチネル)・TENNN(レイズ)などロール変更が大きく見えるかと思いますが、内部的にはDepを1デュエリストに置いて、より集中できるようにしています。さらには同じイニシエーターでも、メインとサブで役割が全然違うので、そこを上手く調整したりですね。もともと歪な形でやっていたロールをうまく整備して、個人が集中できる環境を構築しているところです。

――そういう意味では外側からは良い形ができているように見えますが、現在のチームの完成度をどのように評価していますか?

XQQ:今の完成度......どうなんでしょう。今回はDFM自体がやや崩れた状態というのもあって測りかねますが、僕目線ではまだまだ伸びしろがあります。以前にLazは50%と言っていましたが、そのくらいかなと思います。

――私の主観ですが“5人全員がエースプレイヤーのZETA DIVISION”が戻ってきた印象があります。

XQQ:そうですね。Lazがチェンバー、TENNNがレイズ、Sugarがアストラを使っていたり、これまで色んな形を経てきましたが、それにプラスしてLazのIGLが加わり、チームメンバーそれぞれが、より与えられた役割に集中できるような状態になっています。アセントのcrowによる1v3みたいなものが当たり前のようにあるチームに戻りつつあるのは間違いないですね。

強すぎる

リーグ後半への印象

――リーグもそろそろ折り返しを迎えます。毎週さまざまなチームと戦うのは負担が大きいと思いますが、いかがでしょうか。

XQQ:一番大きな負担(DRX)が最初に過ぎたことによって、僕たちはマッチアップの順番では恵まれてるのかなと思いますね。チームの立て直しという意味でも辛いタイミングだった序盤に、辛いチームとの戦いを終えて、後半に挑めるのは良いことなのかなと。

――今後の試合で、特に警戒しているチームはどこでしょうか。

XQQ:Talonなどですね。東南アジアのチームは韓国のチームよりもやってくることがわかりにくいというか、プレイヤーに依存している部分が多いので、そういう面で対策が刺さりにくく対応しづらいのが怖いですね。ここから当たるTalon・Secret・PRXは、しっかりチーム力を上げて勝ちたいと思います。

――リーグの後半では、相手チームの情報が増えていくわけですが、どのような戦い方の変化があるのでしょうか。

XQQ:リーグ序盤は自分たちのプレイに集中しつつも、相手チームのことは「LOCK//IN」を参考にするしかないなど情報不足がありました。しかしこれからは、ある程度自分たちの形ができて、それにプラスして対策を入れられる余裕ができるはずです。チームの形ができつつあるタイミングでリーグ終盤を迎えられるのは、かなりやりやすいですね。

闇落ちcrowの真相とは

――やはり伺っておかなくてはならないことを質問させてください。crowさんは普段も笑わないのでしょうか。

XQQ:本人はあまり言いませんけど、普段は頑張って笑わないようにしてるんですよ。いろんな原因があって、ああいうスタイルでやっていくしかないと本人は考えていると思うんですが、僕たちはそれを妨害するために面白いこと言ったりして、笑わせようと頑張ってますね。

――いつか笑顔が見られることを祈っています。最後に次戦への意気込みと読者へのメッセージをお願いします。

XQQ:次のTalon戦は「patt(旧名:Patiphan)」が加わり、練習時間が少ないなかでしっかり備えてくると思います。東南アジアらしい、変なことをしてくるような戦略(※)に対しても勝てる安定してチーム力が大事だと思っているので、そこを鍛え直して挑みたいですね。
(※Talon esportsは前試合、マップ:スプリットにて奇抜な3デュエリスト構成を採用していた。)

普段応援してくれているファンの皆さんのなかには、わざわざ韓国まで来て応援してくれている方もいて。あとはパブリックビューイングも参加してくれたりと、よりファンの声援を近くに感じています。大変な生活を僕たちは日頃送っているなか、応援のメッセージは本当に力になるので、これからもよろしくお願いします。


初戦DRXに大敗を喫したものの、チームとしての完成度をめきめきと上げているZETA DIVISIONは現在DRX・Gen.Gに次いで3位という位置。このまま勝ち進めばプレイオフでシードを得られる2位圏内も見えてきます。Masters Tokyoへ着実に勝利を重ねるZETA DIVISIONは次戦、4月24日(月)にTalon esportsとの試合に臨みます。

《Okano》
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東京在住ゲームメディアライター。プレイレポート・レビュー・コラム・イベント取材・インタビューなどを中心に、コンソールゲーム・PCゲーム・eスポーツについて書きます。好きなモノは『MGS2』と『BF3』と「Official髭男dism」。嫌いなものは湿気とマッチングアプリ。

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