Blizzard Entertainmentは『オーバーウォッチ 2』に登場する新ヒーロー「ライフウィーバー」を発表。しかし、あるアビリティがトロールに使われてしまうのではないかと懸念され、コミュニティに異様なざわつきを呼んでいます。その懸念は開発陣も予想していたようで、しっかりと対策がなされているようです(トロールとは荒らしなどと同じ意味)。
ライフウィーバーは、4月12日(水)シーズン4開幕と同時に実装が予定されているサポート(回復)ヒーロー。自然を愛する心を持ち、高度なテクノロジーの結晶である「バイオライト」を駆使するライフウィーバーは「ライフグリップ」と呼ばれるアビリティを持っています。
ライフグリップは、味方のヒーローにシールドを与え、さらに物理的に引き寄せるというもの。公開されたトレーラーを確認すると、少し移動させるなどではなくかなり遠い距離からでも味方を引き寄せることができるようです。また、別のアビリティ「ペタル・プラットフォーム」では敵や味方を上昇させることも可能です。
これらは、敵に囲まれている味方を引き寄せたり瀕死の味方を救出したりとピンチから救い出すことが目的であるこのアビリティです。
これを見たコミュニティが真っ先に思いついたのは「トロールできてしまう」ということでした。ライフグリップを悪用して味方を落下させるなど、邪魔をするプレイが懸念されていたのです。
しかし、開発陣は当然これを想定していました。海外メディア(Dexerto)のインタビューではヒーローデザインを手掛けるケニー・ハドソン氏が「ライフグリップの発動位置は制御されている」と発言しています。また、国内メディア(電ファミニコゲーマー)のインタビューでは、ライフウィーバーを用いた迷惑行為はペナルティの対象となると明言されています。
一部のメディアやインフルエンサーに先行開放されているサーバーではアビリティを組み合わせてトロールができてしまっているのは気がかりですが、簡単に迷惑行為ができないような対策はなされているようです。
ライフウィーバーを含むシーズン4は、4月12日(水)に配信予定です。