日本は惜しくもベスト16で敗退となってしまった2022年のFIFAワールドカップですが、その試合を騙って『FIFA』や『ウイニングイレブン』などのサッカーゲームの画面を配信して視聴者を集めるYouTubeチャンネルが現れ、それに騙される人も多数出ています。
日本は今回、動画配信サービス「ABEMA」が無料での中継を行っていますが、最も国民の注目が集まった日本対クロアチアはあまりのアクセスに視聴制限が掛けられるほどでした。そういった影響もあってか、実際の試合の違法なミラーリングの体でゲームを配信しているYouTubeチャンネルなどが登場しています。
海外YouTubeチャンネルのNixkaでは『eFootball ウイニングイレブン2021 SEASON UPDATE』で日本対クロアチア、および同日に行われた韓国対ブラジルをプレイ。そのライブ配信の録画が現時点で約240万回も再生されています。
ゲーム内で「FIFA World Cup Qatar 2022」を開いており、また実際の試合と同じスコアになるようプレイするといった工夫もされているため一見騙されてしまいますが、配信には「PES 21 Gameplay」(※海外版ウイニングイレブンの名称)と明記されています。
近年はゲームも高画質になってきているため、配信の解像度が悪かったり、引きのカメラで見ると一見気が付かないこともあるのかもしれません。技術が進歩することは喜ばしいですが、悪用されるのは残念なことです。