2022年7月、オンラインRPGシューター『Destiny 2』で知られるBungieは、本作のチートや不正データ販売など、様々な違反行為に及んだユーザーを訴えました。
つい先日、ソニー・インタラクティブエンタテインメントによる買収完了が報じられたBungie。先月には同社を詐称し、多数のYouTube動画の削除を招いた人物に訴訟を起こしていましたが、別件の裁判が進行していることが、米ワシントン・シアトル地方裁判所に提出された訴状により明らかになりました。
訴状によると被告人の名はLuca Leoneといい、『Destiny 2』にてチートを使用した上で、日常的にプレイの様子を配信していたとのことです。また、同人物はチートの使用に起因する利用規約違反のBANから逃れるため、これまでに13アカウントを作成。さらにはBungieのオフィスビルを「焼き払いたい」とツイートしたり、同社の従業員に対し脅迫行為を繰り返したりしていたといいます。
なお、Bungieは調査の過程で被告人が別の違反行為に加担していたことも発見。同人物がアカウントハッキング&販売フォーラムのメンバーであり、恐らく盗まれたものであろうSNSアカウントや『Destiny 2』エンブレムの販売(システム上、本来エンブレムの譲渡は不可能である)に関与していることを指摘しています。
ちなみに、7月18日時点では召喚状の発行まで裁判は進行しているようです。