NetEase Gamesが開発・運営する非対称対戦ゲーム『IdentityV 第五人格(以下、第五人格)』。その4周年記念企画として、7月2日にオフラインイベント「真夏の植物幻想曲」が開催されました。
MCに、お笑いコンビ「NONSTYLE」の井上裕介さんと、夜代太郎さん。声優ゲストに庭師(エマ・ウッズ)のCVを務める斎藤千和さん、冒険家(カート・フランク)のCVを務める宮下栄治さんを招き、アーティストによる音楽ライブや本作プロゲーマーによるドリームマッチなど様々な催しが行われました。
2022年6月より大阪・福岡と順々に開催され、そのラストを飾る形で東京は「秋葉原UDX アキバ・スクエア」で実施された本イベント。抽選で選ばれた約500名のファンと一緒に、約6時間にわたって盛り上がった本イベントの様子をレポートしていきます。
会場の前には、ハンターのペットたちがズラリ。すぐそばにある本会場への入口をくぐると、南国風にデコレーションされた庭師エマ・占い師イライ・傭兵ナワーブの三人が出迎えてくれます。その他にも、会場には『第五人格』ファンは思わず目を奪われるようなアイテムが多数ディスプレイされていました。
なお、本イベントの様子は公式YouTubeチャンネルで生配信で届けられ、オンラインでも参加できるようになっていましたが、オフライン会場にはタロット・ダイス回し・ダーツ投げといったミニゲームが楽しめるスペースも用意され、足を運んだファンが楽しめるような工夫が施されていました。プロ選手とサイン交換できたり、コスプレイヤーと記念写真が撮れたりと、猛暑日もなんのそのといった盛り上がり。
等身大サイズの暗号機やロケットチェア、オフィシャルアート・ファンアートなども飾られており、装飾を楽しんでいるとあっという間にステージが開幕となりました。井上裕介さんと夜代太郎さん、斎藤千和さんによる軽快なトークからまず発表されたのは、『第五人格』4周年記念曲「Summer Carnival~4年目の約束~」 フルバージョンです。
本曲は、傭兵(ナワーブ・サベダー)役の「岡本信彦」さんと探鉱者(ノートン・キャンベル)役の「羽多野渉」さん、白黒無常訳の「豊永利行」さんによる楽曲。アイドルソングのような煌びやかなMVに、会場では女性ファンによる黄色い歓声が上がります。感極まって泣き出してしまう人の姿も。
続いて、プロのヴァイオリニスト「Ayasa」さんによる「孤月の伝説」「一期一会」の生演奏がお披露目されました。ヴァイオリンの音色に合わせた演出は圧巻で、先ほどとは打って変わって息を吞む観客たち。あっという間にパフォーマンスが終わると、プロゲーマーによる試合が実施されました。
「ZETA DIVISION」VS「FENNEL」オフラインマッチを生観戦
次に実施されたのは『第五人格』プロリーグ「IdentityV Japan League(以下、IJL)」レギュラーシーズンの試合。プロゲーミングチーム「ZETA DIVISION」と「FENNEL」による対戦の模様を、オフラインで多くの観客が見届けます。
会場では、メッセージボードやスケッチブックに選手やチームの名前を書いて応援するファンも見られました。
試合の内容は、1セット目は引き分け。オフェンス・Kznk選手のハンター特質を読み切ったタックには、会場が大きく沸きます。続く2セット目は、激闘の末に心理学者・DoLisu選手にハッチ逃げを決め、ZETAがサバイバー3人逃げを決める前半戦。そしてFENNELのサバイバー4吊りを決めるなど、ハンター・alf選手(ZETA)が大暴れを見せた後半戦を経てZETAがリード。
3試合目は、今大会ではあまり見られなかったDoLisu選手(ZETA)の泣きピエロに、ハンター・noNino選手(FENNEL)が苦しめられ、結果はZETAの勝利という形になりました。
観覧車参加型のミニゲーム、関係者からのお祝いメッセージ紹介コーナー。そしてバンド「miuG」によるスペシャルライブなどバラエティ豊かなプログラムが終わると、投票で選ばれた人気プロゲーマーが戦う「第五人格オールスター戦」がスタート。事前の人気投票で選ばれたプロゲーマーが、「かますぞオールバック隊」「さよならブロッコリー隊」という2つのチームに分かれて戦います。メンバー構成については以下の通り。
かますぞオールバック隊:「ZETA」alf選手・「AXIZ WAVE」Rose選手・「FENEL」maka選手・「AXZ」Nyan選手・「ZETA」DoLisu選手・「FL」unpyi選手・「REJECT」City選手
さよならブロッコリー隊:「ZETA」vanpyi選手・「FL」noNino選手・「ZETA」Kznk選手・「Crest Gaming」Pinota選手・「RC」Soba選手・「SCARZ」Sinami選手
なお「さよならブロッコリー隊」として出場予定だった「AXIZ WAVE」Takakou選手は学業を理由に不参加。そんななか、同チームのメンバーがTakakou選手のトレードカラーである緑を彷彿とさせるブロッコリーのクッションを用意し、絆を感じさせる一面も見られました。
即席で作られたチームとは思えない見事な連携を見せ、最後にはボイスチャットオンでコミカルな様子も見られた試合は「さよならブロッコリーチーム」の勝利でしたが、両チームの選手ともに満足気の様子でした。
プロチームの試合を生観戦・参加型ミニゲームなど、6時間以上に及ぶ盛りだくさんのイベントが実施されて大いに盛り上がった本イベント。『第五人格』のオフラインイベントが東京で開催されるのは、2019年開催以降、3年ぶりのことで、久しぶりに加えてボリュームたっぷりの内容に、来場者の笑顔が絶えない内容となりました。
最後にMCの夜代太郎さんは「5周年でお会いしましょう」と締めくくりの一言。来年も同じように『第五人格』を通じて、大勢で楽しい時間が共有できることを心待ちにしましょう。