マイクロソフトはWindows11搭載PCのキーボードへ、新しく「Copilotキー」を追加することを発表しました。
AIアシスタント機能「Copilot」をより身近に
Windowsキー以来30年ぶりに追加される新しいキーは、Windows11に搭載されているAIアシスタント機能「Copilot」を呼び出すためのもので、ユーザーがより簡単に、そしてシームレスにAIを日常生活に取り込めることを目的としたとのこと。なお、Copilot が利用できない地域やアカウントではWindows Searchが起動するそうです。
公開された動画から、新キーの配置場所はキーボード右側、スペースキー、Altキーのさらに右となることがわかります。この場所は筆者の使用するPCではFnキーが配置され、多くの日本語配列のキーボードでは変換キー等が詰まっている部分です。キーボードスペースの限られるノートPCでは既にスペースがぎりぎりに思えますが、新キーはどのような形で実装されるのでしょうか。
ゲーマーにとっては厄介者になる可能性も…?
また、ゲーマー視点ではゲームプレイ時の同キーの挙動も気になる所。単なるキーの一つとしてならば使えるキーが増えるようにも捉えられますが、Windowsキーのように押せば問答無用で「Copilot」が立ち上がるものであればプレイ中事故が起きる可能性が高まるとも言えます。
「Copilotキー」搭載PCは今月末から春にかけて発売されるといい、今後の Surfaceデバイスもそこに含まれます。1月9日よりアメリカで開催のテクノロジーイベント「CES 2024」およびそれまでの期間で新キーを搭載したPCが発表される予定です。