eスポーツプロバイダーのJCGと『Shadowverse』運営事務局は、2023年1月6日に開催されたカードバトルゲーム『Shadowverse』の公認オンライン大会「JCG Shadowverse Open 24th Season Vol.1」にて不正行為を確認し、本件に関わった出場選手を含めた計12名へ6ヶ月間の出場停止処分を下したことを発表しました。
発表によると、3名の出場選手は大会参加中にチャットアプリ「Discord」を通じて、大会参加者以外のプレイヤーと画面共有をしながら通話をしており、他9名は大会へ出場はしていないものの出場選手へ助言などを行っていたとのことです。
なお大会規約の“試合中に、対戦相手や大会運営スタッフ以外の者と、運営事務局に無断でコミュニケーションをとったり、試合の助言を受けたりする”という禁止行為にあたる本件。JCGと『Shadowverse』運営事務局の調査によると、今回の不正行為は突発的に行われたものではなく、多くのプレイヤーが関与して恒常的に行われていたものであり、他のプレイヤーへ与える影響が大きい“きわめて悪質な違反行為である”と結論付けています。
また今回の発表を受け、参加プレイヤーへの助言などを行い出場停止処分となった「きょうま」選手と所属チームのよしもとゲーミングは、それぞれ謝罪文を掲載しています。